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■昭和シェル石油/太陽光発電に蓄電池や電気自動車を組み合わせた最先端の自立分散型システムを試験導入



地域のエネルギーサービス拠点としての次世代給油所モデルを検証

2012/05/18








―太陽光発電に蓄電池や電気自動車を組み合わせた最先端の自立分散型システムを試験導入―
 昭和シェル石油株式会社(社長:新井 純)は、地域のエネルギーサービス拠点としての役割を将来も担って行くために必要な、次世代に対応したサービスステーション(以下SS)の検証を開始しました。具体的には、当社系列SSに、当社100%子会社であるソーラーフロンティア株式会社のCIS薄膜太陽電池を使った太陽光発電設備をはじめ、リチウムイオン電池・エネルギーマネージメントシステム(以下EMS)・電気自動車(以下EV)から住宅等への電力供給システム(以下V2H)(※註1)・タブレット型情報端末を試験的に導入し、次世代SSに求められる最適なエネルギー設備や新しいサービスモデルの検証を行っていきます。 これらの取り組みは、経済産業省資源エネルギー庁の「グリーン・ステーション普及実現化事業」および「給油所次世代化対応支援事業」(※註2)の一環として行なわれ、各実証事業に含まれる検証内容はそれぞれ下記の通りとなります。
「グリーン・ステーション普及実現化事業」で検証する項目

太陽光発電設備・蓄電池・EMSを組み合わせたシステムで、CO2排出と系統電力への負担を最小限とした、自立分散型のサービスステーションのモデル。
太陽光発電のEV向け急速充電サービスへの活用方法と最適システム。
「給油所次世代化対応支援事業」で検証する項目

EVの蓄電機能・太陽光発電・V2Hシステムを組み合わせ、SSで充電したEVを派遣する非常用電力供給サービスモデル(停電時等における地域の病院や避難所向け)。
サービスステーション来店客の待ち時間の付加価値サービスとして、タブレット型情報端末による情報・コンテンツの試験的配信。
 なお、定置用リチウムイオン電池に加えて、V2Hの機能を備えた電力制御システムをサービスステーションに導入するのは、世界でも初めての試みとなります(当社調べ)。
(※註1) V2H: Vehicle to Homeの略。(※註2) 2つの事業は平成23年度の補助金として公募されたものです。
【参考:今回導入した設備の概要と導入拠点】




導入設備
協力メーカー
導入拠点

太陽光発電設備:合計設置容量35kw(3拠点に導入)
ソーラーフロンティア株式会社
湘南藤沢SS(神奈川県藤沢市)セルフ中津SS(神奈川県厚木市)セルフ寒川SS(神奈川県寒川町)

リチウムイオン電池:蓄電容量12kwh(2拠点に導入)
フォーアールエナジー株式会社
湘南藤沢SS(神奈川県藤沢市)セルフ中津SS(神奈川県厚木市)

太陽光と蓄電池を組合せた急速充電システム:急速充電定格出力19kw蓄電池容量約16kwh
株式会社GSユアサ
セルフ寒川SS(神奈川県寒川町)

V2H電力制御システム:定格充放電電力6kw(4拠点に導入)
株式会社安川電機
セルフ中津SS(神奈川県厚木市)セルフ寒川SS(神奈川県寒川町)その他昭和シェル石油の施設2拠点

V2H用電気自動車: 日産リーフ 蓄電池容量24kwh
日産自動車株式会社
上記拠点間での移動を想定

タブレット型情報端末:コンテンツ配信(10拠点に導入)
日本電気株式会社
上記SSを含め10拠点に導入詳細は昭和シェル石油のWebサイトを参照

EMS:電力監視、デマンドコントロール(3拠点に導入)
シンセー電機株式会社
上記太陽光発電設備導入の3拠点
 
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