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■スターゼン/ローマイヤを完全子会社化し物流の合理化めざす |
スターゼン株式会社によるローマイヤ株式会社の完全子会社化に関する株式交換契約締結のお知らせ スターゼン株式会社(以下、「スターゼン」といいます。)とローマイヤ株式会社(以下、「ローマイヤ」といいます。)は、本日開催のそれぞれの取締役会において、平成24年8月1日を効力発生日として、スターゼンを株式交換完全親会社、ローマイヤを株式交換完全子会社とする株式交換(以下、「本株式交換」といいます。)を行うことを決議し、両社の間で株式交換契約(以下、「本株式交換契約」といいます。)を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 本株式交換は、スターゼンについては、平成24年6月28日開催予定のスターゼンの定時株主総会において本株式交換契約の承認を受けたうえで、ローマイヤについては、平成24年6月27日開催予定のローマイヤの定時株主総会において本株式交換契約の承認を受けたうえで、平成24年8月1日を効力発生日として行われる予定です。 本株式交換の効力発生日に先立ち、ローマイヤの普通株式は株式会社東京証券取引所(以下、「東京証券取引所」といいます。)市場第二部において平成24年7月27日に上場廃止(最終売買日は平成24年7月26日)となる予定です。1.本株式交換による完全子会社化の目的 スターゼンは、昭和23年に全国畜産協同組合を母体にした、全国畜産株式会社の設立に始まります。戦後の混乱期、生畜の売買から米軍への牛枝肉納入を開始し、その後、輸入肉業務への進出、枝肉の遠距離冷蔵輸送の開始から部分肉流通へと、食肉流通の近代化の道を切り拓いてきました。昭和37年にハム・ソーセージ事業への進出と時期を同じく、東京証券取引所市場第二部に上場いたしました。昭和47年には、千葉工場を新設し、日本マクドナルド株式会社向けハンバーガーパティの製造を開始いたしました。同年ゼンチク・オーストラリア社を設立し、本格的に海外事業展開を開始いたしました。その後も、着実に営業拠点を増やし全国展開を果たし、昭和52年に東京証券取引所市場第一部に上場いたしました。さらに、昭和54年には、ゼンチクU.S.A.社を設立して、食肉の開発輸入を拡大いたしました。国内においては、昭和56年に株式会社栃木ゼンチクを設立し、ハム・ソーセージ事業の拡大を図るとともに、昭和59年に食肉加工の拠点工場となる株式会社阿久根ゼンチクを設立し、社業の発展を支える体制を築いてまいりました。同年、調理食品分野への進出の拠点工場となる松尾工場も竣工いたしました。平成8年には、株式会社ゼンチク販売を設立し、外食・中食・給食チャネルに特化した販売力強化を行いました。平成10年には、全国の主な産地にある、7食肉加工工場を統合し、株式会社スターゼンミートグループを設立いたしました。衛生面の管理体制を強化し、安全・安心で高品質な商品を提供するため、平成15年に国産牛の生産履歴情報システムを、平成16年には国産豚の生産履歴情報システムを確立するとともに、全事業所で国際品質規格SQF2000認証取得の取り組みを開始いたしました。その結果、現在、53事業所が認証を取得するに至っております。 この間、平成20年には、経営の意思決定を迅速化し、地域ごとのお得意様により密着した販売体制を構築するため、販売部門を4販売会社へ分社化すると同時に、販売拡大のため営業拠点の拡大を推進し、現在、全国に42の営業拠点を展開するに至っております。 一方、ローマイヤの創業は、大正10年にドイツのハム・ソーセージマイスターである、アウグスト・ローマイヤが、現在の東京都・西品川地区に工場を建設し、本場ドイツのハム・ソーセージの製造を始めたときに遡ります。日本で最初にロースハムを開発・製造し、銀座に直営ドイツレストランを開店するなど、先進的企業として、欧風文化の発信に貢献いたしました。 その後、昭和43年に株式会社に改組し、百貨店チャネルを中心に高級ハム・ソーセージを製造・販売する会社として成長を続けてまいりました。昭和61年に株式会社地産の経営傘下に入り、平成4年に同じく地産グループ傘下にあった東京証券取引所市場第二部上場のミヒロ食品株式会社と合併し、エルエムフーズ株式会社(以下、「エルエムフーズ」といいます。)に社名変更いたしました。 スターゼンは、平成12年2月に、エルエムフーズと資本業務提携関係に入り、同年10月にエルエムフーズはローマイヤ株式会社に社名変更いたしました。平成17年6月には、第三者割当増資の引き受けにより、スターゼンはローマイヤの発行済株式総数の34.90%を追加取得し、ローマイヤを子会社といたしました。 同年10月、スターゼンは、食肉加工機能を強化し、スターゼングループの経営資源の効率化を図るため、ローマイヤに対してスターゼンの子会社である株式会社栃木ゼンチクの営業譲渡を行い、ローマイヤの事業拡大を行ってまいりました。 しかしながら、近年のローマイヤは、少子化・高齢化の波の中で、デフレが長期化し、個人消費の伸び悩みも続き、ハム・ソーセージ需要の減少傾向も止まらないという厳しい環境下に置かれております。 加えて、ローマイヤが長年培ってきた主要な販売チャネルである百貨店業態も、消費構造の変化の中で転換期を迎えており、ブランドの再構築を含めて事業戦略の見直しを迫られております。 このような状況のもと、スターゼン及びローマイヤは、ローマイヤが、経営環境の変化に対応し、今後も成長性を維持していくためには、スターゼングループがより強固に一体化した体制のもと、経営に関する意思決定を迅速に行い、経営資源をより効果的・効率的に投入できる体制を構築し、これによって事業構造の改革及び収益構造の強化を推し進めることが必要であるとの認識に至りました。このような体制を構築するためには、ローマイヤがスターゼンの完全子会社となることが、グループ戦略機能を強化し、一体となった事業戦略を展開する上で必要であり、また、両社の企業価値の向上にも資するものと考え、スターゼン及びローマイヤは、本株式交換を実施することを決議いたしました。 これにより、グループ企業ごとの機能分担を明確化し、経営資源のより効率的な投入体制を構築してまいります。具体的には、グループ一体化により、ローマイヤにおいて、 (1)スターゼングループの販売チャネル・販売力を活用し売上高の拡大を図ること (2)販売見込み数量を安定させることにより、計画生産を推進するとともに、製造品目の統廃合を実施し、より一層生産効率を向上させること (3)併せて、間接業務の一元化を推進し、直接・間接要員の見直しを行うこと (4)グループ全体のロジスティックス構築の中で物流の合理化を図ること (5)グループ企業の人的資源・技術を活用することにより、高付加価値商品の開発を行い、市場競争力を高めること (6)スターゼングループの厳格な品質管理基準に則り、品質管理体制を一層強化し、安全・安心なものづくりに徹すること 等の施策を実行することで、企業価値を最大化することが可能であると考えております。 |
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