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■日本電気/携帯端末を用いた高精度・リアルタイムな画像認識技術を開発
NEC、携帯端末を用いた高精度・リアルタイムな画像認識技術を開発 〜 カメラをかざすだけで商品を認識し、詳細情報を高速表示 〜
2012年3月6日日本電気株式会社





端末をかざして商品情報を表示

NECは、スマートフォンやタブレット端末などの内蔵カメラをかざすだけで、物体を高精度・リアルタイムに識別し、詳細情報を瞬時に表示する画像認識技術を開発しました。昨今、カメラ内蔵型の携帯端末の普及にともない、撮影した商品とネット上の画像データベースを照合することで、商品の詳細情報を入手し購入ができるモバイルEコマースなどの画像検索サービスが拡大しています。しかし利用者が自由に撮影するため、撮影角度、大きさ、照明条件などの撮影環境の変動が大きく、正しく商品を識別できない場合があります。また、主に携帯電話網を経由してサービスを利用するため、データサイズが大きい画像の通信に時間がかかり、撮影してから検索結果を取得するまでの待ち時間が長くなる課題があります。このたび開発した技術は、商品を識別するバーコードやICタグを利用せずに画像そのもので識別するもので、撮影環境の変動が大きくても高精度に認識できます。また、通信データ量を小さく抑えることで、スマートフォンなどの携帯端末を用いたリアルタイムな画像検索を実現します。本技術を活用することで、携帯端末のカメラをかざすだけで商品情報などが瞬時に表示できるようになり、Eコマースや店舗におけるサービスの利便性を向上します。具体的には、加工食品のアレルギー情報など商品の詳細情報の提供やCD・DVDなどのお試し視聴を可能にする商品情報提示システム、流通事業者向けにバーコードなどではなく画像を利用して棚割や欠品状況を把握する商品管理システム、広告チラシ・雑誌などと連動してクーポンを提供する店舗誘導システムなどへの応用が考えられます。本技術の特長は以下のとおりです。


撮影する角度や大きさなどの影響を受けにくい、高精度な画像認識を実現被写体の画像から多数の小領域を選定し、各小領域を複数の解像度で分析。同じ小領域で複数の特徴量データ(注)を利用して識別できるため、撮影する角度、被写体の大きさ、周囲の照明条件、部分的な隠れなどの撮影環境の変動の影響を受けにくい高精度な画像認識を実現。
特徴量データのサイズを抑え、高速な画像検索を実現多数の特徴量データの中から類似のデータを除去するように間引くことにより、高い認識精度を維持したままデータサイズを大幅に低減。これにより、携帯電話網などの帯域が限られたネットワークにおいて高速通信が可能となり、画像検索の待ち時間を短縮したリアルタイムなサービスを実現。

NECでは今後も研究開発を進め、流通業や、製造、物流、保守事業などに向けて、本技術を活用したC&Cクラウドサービスの実現を目指します。なおNECは本技術を、3月6日(火)から9日(金)まで、東京ビックサイト(江東区有明)にて開催される「リテールテックJAPAN 2012」において展示します。
以上
(注)
特徴量データ:人の指紋のように画像の絵柄毎に異なった値をもつ数値データ
 
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