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■UPS/日本からアジアの他地域へ調達先シフトが今後5年で加速 、アジアのハイテク企業の サプライチェーンに関する動向調査を実施



UPS、アジアのハイテク企業の サプライチェーンに関する動向調査を実施










プレス・リリース



日本からアジアの他地域へ、調達先シフトが今後5年で加速 ロジスティクスのグローバルリーダーである国際総合物流のUPS(本社:米国ジョージア州アトランタ)は、アジア太平洋地域のハイテク業界におけるサプライチェーンの変革に関する動向調査「チェーンの変化(Change in the Chain)」の調査結果を発表しました。UPSの依頼のもとIDC Manufacturing Insightsにより実施された今回の調査では、日本のハイテク企業の調達先が今後、国内から東南アジアをはじめとするアジアの諸外国へ急速に移行していく動向が明らかになりました。さらに日本のハイテク企業のサプライチェーンにおいては、「コスト」および「セキュリティ・リスク」の影響が最も大きく、他のアジア諸国に比べて高コストなビジネス環境と、震災を経験した日本企業が持つ高い危機感を反映した結果となりました。

日本から東南アジアに、調達先が大幅にシフト調査対象の日本企業によると、国内での調達は現在の96%から3?5年後には53%と半分近くに減る一方で、タイ、マレーシア、香港、シンガポールなどのアジア成熟国からの調達は現在の9%から24%と3倍近く増加するという回答が寄せられています。またアジア全体でも同様に、日本からの調達が減少する一方、アジア成熟国、さらにフィリピン、ベトナムを含むアジア新興国からの調達が増えると見込まれています。
日本企業はコスト面での強いプレッシャーに直面サプライチェーンにおけるコスト管理は、今回調査対象となったアジアのハイテク企業にとって、重要な課題であるという結果が出ています。過去2年間におけるサプライチェーンに関する最優先事項として、アジアのハイテク企業の約半数が「サプライチェーンの総コスト削減」を挙げており、他の項目を大きく引き離しています。中でも日本企業のコスト意識は高く、最優先事項に挙げた企業が68.9%と、アジア平均を大きく上回っており、アジア諸国の中でも特に高コストな日本のビジネス環境において企業が直面する厳しいプレッシャーが窺える結果となりました。また、今後のサプライチェーンに影響を与える要因としても、コストは最重要項目のひとつとして位置づけられています。
一層濃厚になるリスク管理への意識コストと並び、今後サプライチェーンに最も影響を与える要因として日本のハイテク企業が挙げているのが「セキュリティ・リスク」です。日本企業の20%が第1要因として挙げており、第2、第3要因として挙げている割合を含めると、比率は実に60%にのぼります。アジア全体では、同項目が選ばれる比率は、第1要因として6.9%、第2、第3要因を含めても31.5%にとどまっており、被災地である日本との意識格差が顕著となっています。また現在のサプライチェーンにおける課題としても「リスク管理・セキュリティ」が最も多くの票を集めています。これは日本とアジア全体共通の結果ですが、その他の項目において日本がアジア平均を大きく下回っているのに対し、「リスク管理・セキュリティ」のみアジア平均を約5ポイント上回っており、ここでも日本のハイテク企業の危機感が特に高いことが分かります。 UPSジャパン代表取締役社長の梅野正人は次のように述べています。「本調査では、グローバル化でアジア諸国との競争が高まる中、コストやセキュリティ管理など、日本のハイテク企業が直面するサプライチェーンにおける課題が浮き彫りになりました。調達先の多様化も含め、サプライチェーンは今後より複雑になることが予想されます。UPSは、厳しい課題に直面しつつも成長を目指す日本企業を、国際物流のエキスパートとしてサポートしていきます。」「チェーンの変化:アジア太平洋地域のハイテク業界におけるサプライチェーンの変革」調査概要:

-調査目的:  アジア太平洋地域におけるハイテク企業のサプライチェーンに関する動向の調査
-調査期間:  2011年6月?7月
-調査方法:  電話による選択式22問の質問からなる聞き取り調査
-調査対象:  アジア太平洋地域9カ国の従業員250人以上をもつハイテク企業248社
-調査対象国: 中国(60)、日本(45)、シンガポール(30)、タイ(30)、インド(27)、マレーシア(20)、フィリピン(18)、オーストラリア(12)、ニュージーランド(6)、( )内の数字はサンプル数
-調査対象企業の業種内訳:  電子部品、産業用電子機器、家電製品、半導体、通信機器、コンピュータおよびオフィス機器、光通信機器、防衛電子機器などUPSについてUPSは、ロジスティクスのグローバルリーダーとして、小口貨物からフレートまでの輸送をはじめ、国際貿易の円滑化やビジネスをより効率的に進めるための先進テクノロジーなど、幅広いソリューションを世界220以上の国や地域で提供しています。本社は米国アトランタです。UPSのウェブサイトはUPS.comでご覧いただけます。












 













 



 
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