ｱｽｸﾙ／経常利益は前年比３３･７％増（平成24年5月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｱｽｸﾙ／経常利益は前年比３３･７％増（平成24年5月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年5月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　　　経常利益　　　　四半期純利益24年5月期第2四半期　102,349 7.3 　3,011 32.8 　　　2,974 33.7 　　1,052 173.123年5月期第2四半期　95,380 2.0 　　2,267 △37.2 　2,225 △37.2 　385 △75.5
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第２四半期連結累計期間（平成23年５月21日～平成23年11月20日）におけるわが国経済は､東日本大震災による経済活動の落ち込みから急速な回復に向かっているものの､急激な円高進行と欧州経済不安により､引き続き先行き不透明な状況で推移いたしました｡ｵﾌｨｽ用品の通販業におきましては､震災により落ち込んだ企業の経済活動が回復に向かっていることから､前連結会計年度に引き続き堅調に推移いたしました｡このような状況のなか当第２四半期連結累計期間は､被災した物流ｾﾝﾀｰの全面稼動や本社機能の完全移転を完了するなど当初の予定よりも前倒しで東日本大震災からの完全復旧を果たし､更なるｻｰﾋﾞｽ進化に取り組んでまいりました｡売上高は､株式会社ｱﾙﾌｧﾊﾟｰﾁｪｽの株式取得（平成22年11月）による連結子会社化により増加したことに加えて､｢ｵﾌｨｽ家具｣及び｢ｵﾌｨｽ生活用品｣が前連結会計年度に引き続き堅調に推移したことなどから､前年同期と比較して増収となりました｡売上総利益については､既存事業の売上総利益率は改善傾向にあるものの､当社と収益構造が異なり売上総利益率及び売上高販管費比率が低いｱﾙﾌｧﾊﾟｰﾁｪｽ社の連結による影響などにより､売上総利益率は前年同期比で0.2ﾎﾟｲﾝﾄ低下して22.4％となりましたが､増収により売上総利益率の低下を補い増益となりました｡以上の結果､売上高は1,023億49百万円（前年同期比7.3％増）､売上総利益は229億７百万円（前年同期比6.4％増）となりました｡また､売上高販管費比率は､前述のｱﾙﾌｧﾊﾟｰﾁｪｽ社の連結効果で低減されたほか､継続的なｺｽﾄ削減の取り組みが着実に功を奏していることなどにより､0.8ﾎﾟｲﾝﾄ低下と大幅な改善を成し遂げ19.4％となったことから､販売費及び一般管理費は198億96百万円（前年同期比3.3％増）となりました｡これらの要因によって､営業利益は30億11百万円（前年同期比32.8％増）､経常利益は29億74百万円（前年同期比33.7％増）と大幅な増益となりました｡また､当第２四半期連結累計期間に連結子会社２社の固定資産７億84百万円の減損処理を実施しましたが､前連結会計年度に震災による津波被害を受けた仙台物流ｾﾝﾀｰが､当第１四半期連結累計期間に当初計画より前倒しで復旧を果たし､他ｾﾝﾀｰからの振替出荷にかかる追加物流ｺｽﾄの発生が抑制されたこと､及び被災したたな卸資産の評価を見直したこと等によって､｢災害損失戻入益｣５億94百万円を計上したことなどから､四半期純利益についても10億52百万円（前年同期比173.1％増）と大幅な増益となりました｡
（略）