ｻﾄｰﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／台湾Ａｒｇｏｘ社の全株式を取得し子会社化｜物流ﾆｭｰｽ

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■ｻﾄｰﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／台湾Ａｒｇｏｘ社の全株式を取得し子会社化

立象科技股?有限公司（Argox Information Co.,Ltd.）の株式の取得（子会社化）に関するお知らせ
当社は､平成23年12月16日開催の取締役会において､以下のとおり､台湾の立象科技股?有限公司（ArgoxInformation Co.,Ltd.）（以下､｢Argox社｣）の全株式を取得し､子会社化することについて決議いたしましたのでお知らせいたします｡今後､Argox社の全株主からの持株購入を進め､来年１月までに完全子会社化する予定です｡
記
１．株式の取得の背景及び理由Argox社は1996年に､ｺﾝﾊﾟｸﾄ型ﾊﾞｰｺｰﾄﾞﾌﾟﾘﾝﾀとﾊﾞｰｺｰﾄﾞ読み取り装置及び端末のﾒｰｶｰとして設立され､開発設計から生産･販売まで手掛けております｡新興国市場に的を絞ったﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙを採っており､価格競争力のあるｺﾝﾊﾟｸﾄﾌﾟﾘﾝﾀでは世界のﾄｯﾌﾟﾌﾞﾗﾝﾄﾞの一つに育っています｡中国､ﾌﾞﾗｼﾞﾙ､ﾄﾙｺや､ｲﾝﾄﾞ､ﾛｼｱ､南ｱﾌﾘｶといった新興国の自動認識市場において主要な地位を築いており､特に経済発展の著しい中国では､近年､販売量を急拡大させております｡他方､開発生産面では､台北市郊外に工場を有し､電子立国を促進する台湾での部品調達網を確立しております｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟでは従来､ｺﾝﾊﾟｸﾄ型から産業用高機能型まで幅広いﾗｲﾝｱｯﾌﾟを武器に､海外市場の開拓に取り組んでまいりましたが､海外事業のｽﾋﾟｰﾄﾞを上げるためには急速に市場が拡大している新興国市場での競争優位性を確立することが急務であると判断いたしました｡同時に､先進国でもﾒﾃﾞｨｶﾙ･物流分野で需要が伸びつつあるｺﾝﾊﾟｸﾄﾌﾟﾘﾝﾀでの価格競争力を一層高めることを目指し､同社のｸﾞﾙｰﾌﾟ化を決定いたしました｡本件と同時に進めている､東欧でのﾗﾍﾞﾙ生産能力の増強や､中国と南米でのﾗﾍﾞﾙ工場買収と併せ､新興国市場での事業拡大を加速させて行く方針です｡同社の現経営陣は残留し､一定の独立性を維持したまま当社との戦略的補完関係を深め､営業面のみならず､開発､生産の各局面でのｼﾅｼﾞｰ効果の最大化をはかってまいります｡当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは､2020年度までに現在190億円の海外売上高を600億円まで拡大させる計画です｡
(略)