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| ■田中貴金属工業/袖ケ浦工場を来年1月5日から稼働開始 |
| 田中貴金属工業、袖ケ浦工場を来年1月5日から稼働開始国内自動車産業へのBCP強化、白金族回収・精製を2工場体制に TANAKAホールディングス株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本英彌)は、田中貴金属グループの製造事業を展開する田中貴金属工業株式会社(本社:千代田区丸の内、代表取締役社長:岡本英彌)が、白金族金属の回収・精製を行う袖ケ浦工場(千葉県袖ケ浦市)を、2012年1月5日から稼働開始させることを発表します。 設備投資額は65億円で、使用済み自動車排ガス浄化用触媒に含まれる白金族金属(白金、パラジウム、ロジウム)の回収・精製を行います。これまで白金族金属の回収・精製は、市川工場(千葉県市川市)のみで行ってまいりましたが、袖ケ浦と合わせて2工場体制にすることで、白金族金属のサプライチェーン(供給網)について、自然災害や社会インフラの障害といった非常事態に対するBCP(事業継続計画)を強化することができます。 自動車触媒の主原料は、産出量が少ない希少な白金族金属であり、使用済み自動車触媒から白金族金属を回収し、再資源化することは、資源循環社会形成のために非常に重要です。特にロジウムは、世界の年間需要量27.1トンのうち7.3トン(約30%)を使用済み自動車触媒からの回収でまかなっており、22.5トン(約80%)が自動車触媒需要であるため(※1)、自動車産業の動向を左右する重要な役割を担っている貴金属材料です。田中貴金属工業では、現在、市川工場で精製したロジウムを国内の各自動車触媒メーカーに対して供給していることから、東日本大震災以降、サプライチェーンについて更なるBCP強化が必要だと判断し、このたび袖ケ浦工場の稼働開始を決定しました。 現在、世界では、月間約2,700トンの使用済み自動車触媒が発生していると考えられております。特に、2010年頃から欧州において使用済み自動車排ガス浄化用触媒の発生が増加していることを主因に(※2)、2014年には月間約3,700トンにまで拡大すると予想されております。田中貴金属グループでは、かねてより、欧米とアジアを中心に使用済み自動車触媒の集荷を行っており、今後は状況に応じて白金族金属回収・精製のライン増設も検討してまいります。 東日本大震災では、自動車関連部品のサプライチェーンが不安定になり、国内の自動車産業の生産活動が大きく低下しました。震災以降、非常事態に対する企業のリスクマネージメントの重要性が増している中、田中貴金属グループでは包括的なBCP対策に取り組んでおります。 今回の袖ケ浦工場の稼働開始により、国内の自動車触媒メーカーに対する安定的な材料供給の実現を図ることで、国内自動車産業のBCP強化に貢献してまいります。<袖ケ浦工場の概要> 住所:千葉県袖ケ浦市 投資金額:65億円 敷地面積:22,180m2(うち当面は2,500m2を使用) 事業内容:白金族金属(白金、パラジウム、ロジウム)の回収・精製※1:2010年の数値(出典:Johnson Matthey社発行「Platinum2011」)※2:近年、各国で自動車排ガス規制が強化され、世界的に自動車排ガス浄化用触媒の搭載率が増加している。特に欧州では1995年以降、自動車排ガス浄化用触媒の装着が本格的に始まったことに伴い、2010年頃から使用済み自動車排ガス浄化用触媒の発生が拡大している。■TANAKAホールディングス株式会社(田中貴金属グループを統括する持株会社) 本社:東京都千代田区丸の内2−7−3 東京ビルディング22F 代表:代表取締役社長 岡本 英彌 創業:1885年 設立:1918年 資本金:5億円 グループ連結従業員数:3,456名(2010年度) グループ連結売上高:8,910億円(2010年度) グループの主な事業内容:貴金属地金(白金、金、銀 ほか)及び各種工業用貴金属製品の製造・販売、輸出入及び貴金属の回収・精製 HPアドレス:http://www.tanaka.co.jp■田中貴金属工業株式会社 本社:千代田区丸の内2−7−3 東京ビルディング22F 代表:代表取締役社長 岡本 英彌 創業:1885年 設立:1918年 資本金:5億円 業員数:1,532名(2010年度) 売上高:8,654億円(2010年度) 事業内容:貴金属地金(白金、金、銀ほか)及び各種工業用貴金属製品の製造・販売、輸出入及び貴金属の回収・精製 HPアドレス:http://pro.tanaka.co.jp<田中貴金属グループについて> 田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。2010年4月1日にTANAKAホールディングス株式会社を持株会社(グループの親会社)とする形でグループ再編が完了しました。ガバナンス体制を強化するとともにスピーディな経営と機動的な業務執行を効率的に行うことにより、お客様へのより一層のサービス向上を目指します。そして、貴金属に携わる専門家集団として、グループ各社が連携・協力して多様な製品とサービスを提供しております。 国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇る田中貴金属グループでは、工業用貴金属材料の開発から安定供給、装飾品や貴金属を活用した貯蓄商品の提供を長年に渡り行ってきました。今後も貴金属のプロとしてグループ全体で、ゆとりある豊かな暮らしに貢献し続けます。 田中貴金属グループの中核8社は以下の通りです。 ・TANAKAホールディングス株式会社(純粋持株会社) ・田中貴金属工業株式会社 ・田中貴金属インターナショナル株式会社 ・田中貴金属販売株式会社 ・日本エレクトロプレイティング・エンジニヤース株式会社 ・田中電子工業株式会社 ・田中貴金属ビジネスサービス株式会社 ・田中貴金属ジュエリー株式会社 |
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