ｾﾝｺｰ／宮崎の細島港に物流新拠点｜物流ﾆｭｰｽ｜物流ﾆｭｰｽ＆用語辞典 powerd by e-LogiT

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■ｾﾝｺｰ／宮崎の細島港に物流新拠点

宮崎の細島港に物流新拠点～｢日向ＰＤｾﾝﾀｰ｣を竣工～

　ｾﾝｺｰ株式会社は２０１１年１２月９日､宮崎県日向市の細島港に｢日向ＰＤｾﾝﾀｰ｣を竣工させました｡　新ｾﾝﾀｰは当社の宮崎県北部に分散している倉庫拠点の集約と庫腹拡大を目的とした物流ｾﾝﾀｰで､１２月１２日に営業を開始します｡　当社は宮崎県北部（延岡市､日向市）で物流ｾﾝﾀｰ事業､工場内物流､港湾物流などの事業を展開しております｡宮崎県北部には１６か所の倉庫拠点がありますが､既存倉庫の老朽化に伴うｽｸﾗｯﾌﾟｱﾝﾄﾞﾋﾞﾙﾄﾞ､拠点分散による非効率の解消､既存顧客の物量増加や新規顧客開発に向けた庫腹拡大を図るため､新たに物流ｾﾝﾀｰを建設しておりました｡新ｾﾝﾀｰ開設により､日向地域をはじめとする７か所の倉庫をｽｸﾗｯﾌﾟｱﾝﾄﾞﾋﾞﾙﾄﾞ及び集約｡県北部の保管面積は約５万ｍ２態勢となりました｡　日向ＰＤｾﾝﾀｰが位置する細島港は２０１０年８月に重点港湾（※１）に指定され､国内外向けの重要拠点港として宮崎県､日向市が港湾設備の整備に力を入れております｡新ｾﾝﾀｰは保税倉庫として通関業務をはじめとする各種輸出入貨物の取扱も行います｡　日向ＰＤｾﾝﾀｰは鉄骨造平屋建て､延床面積２４，４３７ｍ２の物流ｾﾝﾀｰで､様々な利用を可能とする普通倉庫（１０，４７２ｍ２）に加え､防塵防虫､温度管理機能を備えた定温倉庫（５，９３８ｍ２）を備えております｡また､新ｾﾝﾀｰは倉庫棟を２棟で構成しており､倉庫間にそれぞれ１３ｍの庇（ﾙｰﾌ）を設けることにより､下屋部分に約６千ｍ２のﾄﾗｯｸﾊﾞｰｽ､荷役ｽﾍﾟｰｽを確保しました｡これにより､雨天､強風時にも支障なく荷役作業を行うことが可能となります｡　日向ＰＤｾﾝﾀｰはｸﾗｳﾄﾞを使用した最新のＷＭＳ（※２）（倉庫管理ｼｽﾃﾑ）を導入し､倉庫内のﾛｹｰｼｮﾝ管理や作業管理を行い､入出庫･在庫管理の精度向上と作業効率の向上を図ります｡　今後は拡大した庫腹と定温倉庫で既存顧客からのﾆｰｽﾞに応えるとともに､細島港という立地を活かした輸出入貨物の取扱も拡大しながら､宮崎県内の企業に対する調達物流､製品物流などを展開していきます｡※１｢重点港湾｣　全国の重要港湾のうち､国が重点的に整備･維持するために指定した４３の港湾｡※２｢ＷＭＳ｣　Ｗａｒｅｈｏｕｓｅ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ　Ｓｙｓｔｅｍ（ｳｪｱﾊｳｽ　ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ　ｼｽﾃﾑ）の略で､物流ｾﾝﾀｰにおける一連の業務（入荷､検品､ﾋﾟｯｷﾝｸﾞ､梱包､出荷など）を効率化するための総合管理ｼｽﾃﾑ｡　本件施設の概要は以下の通りです｡【施設の概要】　１．名称：日向ＰＤｾﾝﾀｰ　２．所在地：宮崎県日向市竹島町１番４３　３．敷地面積：４０，３９６ｍ２（１２，２２０坪）　４．建物構造：鉄骨造　平屋建て（事務所　地上２階建て）　５．延床面積：２４，４３７ｍ２（７，３９２坪）　　　　　　　　　　うち　普通倉庫　１０，４７２ｍ２（３，１６８坪）　　　　　　　　　　　　　　定温倉庫　５，９３８ｍ２（１，７９６坪）　　　　　　　　　　　　　　事務所　１，１９４ｍ２（３６１坪）　　　　　　　　　　　　　　ﾊﾞﾝﾆﾝｸﾞ場　７５０ｍ２（２２７坪）　　　　　　　　　　　　　　下屋　６，０８４ｍ２（１，８４０坪）　６．営業開始：２０１１年１２月１２日（予定）以上