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■ブリヂストン/先進的な排水管理手法で工場排水の環境影響を評価
先進的な排水管理手法で工場排水の環境影響を評価
2011年11月17日
No.178

 株式会社ブリヂストン(社長 荒川詔四)は、生物影響を指標とした先進的な排水管理手法を用いて工場排水の環境影響を評価する試験(以下「WET試験」)※を、国立環境研究所の協力の下、国内タイヤ4工場で実施しました。
 今回の試験では、甲殻類、藻類、魚類を用いた短期慢性毒性試験と発光バクテリアを用いた急性毒性試験の4種類を実施しました。2009年9月〜2010年5月の間に複数回の試験を行った結果、当社4工場における工場排水の生態影響リスクは極めて低いとの結果が得られています。
 当社は、環境宣言の中で「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていくために・・・」という当社の変わらぬ思いをうたっており、持続可能な社会の構築に向けて特に重要と考える自然共生社会、循環型社会及び低炭素社会の「3つの社会の実現」に向けた様々な環境活動を推進しています。
 これまでも工場においては、排水管理や化学物質管理等の強化に取り組んでまいりましたが、この度より高次元での持続可能な社会の構築に貢献するためWET試験を実施しました。現在、WET試験は欧米や韓国で取り入れられており、国内の導入については環境省で委員会が立ち上り、国立環境研究所が中心となって検討が進められています。
 当社は今後も、試験の結果も踏まえながら工場の排水管理の継続的改善を図り、水環境の保全を通じた持続可能な社会の構築に貢献してまいります。
※WET(Whole Effluent Toxicity): 生物影響を指標とした先進的な排水管理手法。工場排水等が環境に与える影響を既存の化学物質濃度による規制ではなく、水生生物への影響を指標にして環境負荷を評価・予測し改善手法を提案することで、生態系保全に寄与することを目的とする。WET試験は、工場排水の環境影響を排水総体として評価するため、従来の環境基準では測定されない項目も含めた排水管理が可能となる。
 
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