日本郵船／ｱﾝｺﾞﾗ向け新造LNG船を｢Lobito｣､｢Cubal｣と命名｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本郵船／ｱﾝｺﾞﾗ向け新造LNG船を｢Lobito｣､｢Cubal｣と命名

ｱﾝｺﾞﾗ向け新造LNG船を｢Lobito｣､｢Cubal｣と命名
2011年11月14日

写真左から２番目：　三井物産浦島俊明船舶･航空本部理事副本部長　ALSS　ｱﾝﾄﾆｵ･ｵｳﾌｧﾝﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｺﾐｯﾃｨﾁｪｱﾏﾝ　ｿﾅﾝｺﾞﾙ社　ｱﾙﾅｳﾀﾞ･ﾊﾞﾝﾄﾞｩﾈﾑ氏　ｿﾅｶﾞｽ社　ﾌｨﾛﾒﾅ･ｵﾘﾍﾞｲﾗ氏　ﾃｨｰｹｲ　ﾋﾟｰﾀｰ･ｴﾍﾞﾝｾﾝ社長　当社常務　長澤仁志　ｻﾑｽﾝ重工業　?寅植代表取締役社長

　当社子会社NYK LNG（ｱﾄﾗﾝﾃｨｯｸ）社〈NYK LNG(Atlantic)LTD､本社：英･ﾛﾝﾄﾞﾝ〉は､三井物産株式会社（本社：東京都千代田区）とﾃｨｰｹｲ･ｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝ（Teekay Corporation､本社：ｶﾅﾀﾞ･ﾊﾞﾝｸｰﾊﾞｰ）の3社で韓国のｻﾑｽﾝ重工業（Samsung Heavy Industries Co., Ltd）で建造している､新造LNG船2隻の命名式を11月1日､ｻﾑｽﾝ巨済島工場で行いました｡両船は､ｱﾝｺﾞﾗ･LNG 社（Angola LNG Ltd）が生産するLNG（液化天然ｶﾞｽ）輸送用船腹として､ｱﾝｺﾞﾗ･ＬＮＧ･ｻﾌﾟﾗｲ･ｻｰﾋﾞｽ社（Angola LNG Supply Services LLC､本社：米･ﾋｭｰｽﾄﾝ､以下ALSS）に長期傭船される予定です｡
式典には､三井物産から浦島俊明船舶･航空本部理事副本部長､ﾃｨｰｹｲ･ｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝからﾋﾟｰﾀｰ･ｴﾍﾞﾝｾﾝ(Peter Evensen)社長､ｻﾑｽﾝ重工業から?寅植代表取締役社長､当社からは取締役･常務経営委員の長澤仁志が出席し､ｱﾝｺﾞﾗ国営石油会社ｿﾅﾝｺﾞﾙ社（Sonangol Group）のｱﾙﾅｳﾀﾞ･ﾊﾞﾝﾄﾞｩﾈﾑ氏（Arnalda Vandunem）が第3船を｢Lobito（ﾛﾋﾞｰﾄ）｣､赤道ｷﾞﾆｱ国営ｶﾞｽ会社ｿﾅｶﾞｽ社（Sonagas, S.A.）のﾌｨﾛﾒﾅ･ｵﾘﾍﾞｲﾗ氏（Filomena Oliveira）が第4船を｢Cubal（ｸﾊﾞﾙ）｣と命名した後､支綱切断を行いました｡ALSSからはｱﾝﾄﾆｵ･ｵｳﾌｧﾝ（Antonio Orfao）ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ･ｺﾐｯﾃｨ･ﾁｪｱﾏﾝとﾋﾞﾙ･ﾎｲ（Bill Hauhe）ｾﾞﾈﾗﾙﾏﾈｰｼﾞｬが出席しました｡

　｢Lobito｣､｢Cubal｣は､NYK LNG（ｱﾄﾗﾝﾃｨｯｸ）､三井物産､ﾃｨｰｹｲ･ｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝの三社共有船（保有比率：NYK LNG（ｱﾄﾗﾝﾃｨｯｸ）33%､三井物産34％､ﾃｨｰｹｲ33%）の姉妹船4隻のうちの2隻となります｡｢Lobito｣は今年10月31日に竣工し､｢Cubal｣は来年1月12日に竣工を予定しています｡今年8月と9月に竣工した｢Soyo｣､｢Malanje｣とともに､これら4隻はｱﾝｺﾞﾗ･ＬＮＧ･ｻﾌﾟﾗｲ･ｻｰﾋﾞｽ社との20年の長期定期傭船契約に基づき､ｱﾝｺﾞﾗからのLNG輸送に従事します｡
LNGはｸﾘｰﾝｴﾈﾙｷﾞｰとしてますます注目を集めており､当社は安定的かつ経済的な輸送により､拡大する需要に応えていく所存です｡

【新LNG船の概要】

積載容量

160,276.4 m3

全長

285.00ﾒｰﾄﾙ

全幅

43.40ﾒｰﾄﾙ

総ﾄﾝ数

100,800ﾄﾝ

造船所

ｻﾑｽﾝ重工業巨済島工場

以上