京極運輸商事／経常利益は前年比49･9％増（平成24年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■京極運輸商事／経常利益は前年比49･9％増（平成24年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　営業利益　経常利益　四半期純利益24年3月期第2四半期　4,516 6.2 　48 54.2 　74 49.9 　30 ―23年3月期第2四半期　4,253 8.3 　31 ― 　　49 215.1 　△45 ―
（略）
（１）連結経営成績に関する定性的情報当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は､東日本大震災の影響により４月以降急速に悪化し､上期後半より徐々に持ち直しに転じてはきましたが､欧州での財政危機､更には急速な円高の影響による輸出環境の悪化もあり､先行きの見通せない状況であります｡物流業界におきましても､震災の影響により落ち込んだ輸送量の回復にもばらつきがあり､燃料費の高騰など､依然として先行きは不透明な状況が続いております｡こうした環境のなか､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにおきましては､引き続き採算管理と営業力を強化し売上の拡大に努めてまいりました｡また､ﾀﾝｸ洗滌･修理事業での震災復興需要があり､売上高は､4,516 百万円と前年同四半期と比べ263 百万円（6.2％）の増収となりました｡次に損益面につきましては､原油価格の高騰による燃料費の増加等もありましたが､ﾀﾝｸ洗滌･修理事業での増益および一般管理費を中心とした固定費削減等により､営業利益は48 百万円（前年同四半期営業利益31 百万円）となりました｡また､受取配当金の増加および雇用安定助成金等により経常利益は75 百万円（前年同四半期経常利益50 百万円）となりました｡前第２四半期連結累計期間に発生した､資産除去債務会計基準適用に伴う特別損失（前第２四半期連結累計期間58 百万円）も無く､四半期純利益は30 百万円（前年同四半期純損失45 百万円）となりました｡

なお､ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績を示すと､次のとおりであります｡（ｲ）石油･ﾄﾞﾗﾑ缶等販売事業ﾄﾞﾗﾑ缶等販売においては､新缶･更生缶販売および配送が順調に推移したことによる増収､また､石油販売においては､販売平均単価の上昇および販売数量の増加による増収となったものの､原油価格の高騰により仕入費も増加しました｡結果として､売上高は1,734 百万円と前年同四半期と比べ192 百万円（12.5％）の増収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は28 百万円と前年同四半期と比べ7 百万円（△19.5％）の減益となりました｡
（ﾛ）貨物自動車運送事業震災の影響による輸送量の増減は取引先毎に異なり､化学品輸送全体としてはほぼ回復したものの､石油輸送は減少しました｡また､燃料費の高騰や修繕費などの諸経費が増加しました｡結果として､売上高は1,688 百万円と前年同四半期と比べ33 百万円（△1.9％）の減収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は79 百万円と前年同四半期と比べ6 百万円（△7.0％）の減益となりました｡
（ﾊ）港湾運送及び通関事業震災の影響による輸出取扱量の低迷や昨年来から引き続いている円高による減収はあったものの､子会社の吸収合併の効果等により売上高は増収となりました｡しかしながら､利益率の低い取引の増加等で収益性が悪化しました｡結果として､売上高は291 百万円と前年同四半期と比べ18 百万円（6.5％）の増収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は4 百万円と前年同四半期と比べ8 百万円（△68.4％）の減益となりました｡
（ﾆ）倉庫事業主要取引先の生産調整などはあったものの､徹底したｺｽﾄ削減に努め､売上高は244 百万円と前年同四半期と比べ20 百万円（△7.7％）の減収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は35 百万円と前年同四半期と比べ4 百万円（13.5％）の増益となりました｡
（ﾎ）ﾀﾝｸ洗滌･修理事業震災により被災したﾀﾝｸ設備の復旧作業や､火力発電設備の修復受注等の復興需要があり､売上高は559 百万円と前年同四半期と比べ106 百万円（23.5％）の増収となり､ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益（営業利益）は54 百万円と前年同四半期と比べ29 百万円（114.2％）の増益となりました｡
（略）