ｾﾝｺｰ／ｹﾐｶﾙﾀﾝｶｰ竣工｜物流ﾆｭｰｽ｜物流ﾆｭｰｽ＆用語辞典 powerd by e-LogiT

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■ｾﾝｺｰ／ｹﾐｶﾙﾀﾝｶｰ竣工

ｹﾐｶﾙﾀﾝｶｰ竣工に関するお知らせ
　ｾﾝｺｰ株式会社は､ｹﾐｶﾙﾀﾝｶｰ｢扇奥羽丸（せんおううまる）｣を建造し､２０１１年１１月１１日から就航させました｡　本船は､日本国内の各港を巡航し､合成樹脂ﾒｰｶｰなどに様々な液体化学品輸送のｻｰﾋﾞｽを提供します｡現在､内航ｹﾐｶﾙ船業界での船腹が減少してきていることや､来年度からｹﾐｶﾙ製品輸送の船型条件が格上げされることを受け､ｹﾐｶﾙ製品の安定輸送と事業拡大を図るために建造しました｡　また､本船は様々な荷主のあらゆる製品に対応できるよう､ﾀｲﾌﾟＩＩと呼ばれる仕様にするとともに､環境に配慮した新型のｴﾝｼﾞﾝを搭載しており､窒素酸化物（ＮＯｘ）の排出量の低減を実現しています｡併せて､安全な航海を徹底するために､当社独自の動態管理ｼｽﾃﾑと気象海象の変化に対応した警報ｼｽﾃﾑを導入しています｡　なお､船名は東日本大震災の被害を受けた東北地方の１日も早い復興を願い､｢扇奥羽丸｣といたしました｡本船の概要は以下の通りです｡【本船主要項目】　１．船種：ｹﾐｶﾙﾀﾝｶｰ　２．全長：６４．４６ｍ　３．幅：１０．００ｍ　４．深さ：４．５０ｍ　５．総ﾄﾝ数（Ｇ／Ｔ）：４９８ﾄﾝ　６．積荷積載量：１，２５９．６３ﾄﾝ　７．貨物槽容積：１，２３０ｍ３　８．速度（航海速力）：１１．５ﾉｯﾄ　９．船級：ＪＧ【本船建造工程】　１．起工：２０１１年４月１４日　２．進水：２０１１年１０月１５日　３．竣工：２０１１年１１月１１日　※建造造船所：株式会社　浦共同造船所（兵庫県淡路市）以上