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■住友金属工業/総合技術研究所 新研究棟・新実験棟が竣工
総合技術研究所 新研究棟・新実験棟の竣工について

 
 当社が兵庫県尼崎市の総合技術研究所で2010年6月より建設してきた新研究棟・新実験棟が、本日完成竣工しました。分散していた異分野の研究者をひとつのフロアに集めて、知的交流による研究開発の加速を目指します。





1.総合技術研究所 新研究棟・新実験棟建設工事の概要  尼崎の総合技術研究所は、関西の中心に位置し、お客様が足を運びやすい都市型研究拠点です。今回、株式会社日建設計の設計で、研究者の開発生産性向上を目指した新しい研究棟と実験棟を建設しました。今後、順次移転を進めて、12月6日に「R &D総合発表大会」を開催し、そこで住友金属グループへの、翌日にはメディア向けのお披露目をする予定です。
(1)新研究棟  新研究棟には、今まで敷地内の建物に分散していた研究部門を集めます。新研究棟の2階から4階に合計でサッカーグラウンド1面分の柱の無い吹き抜け空間をつくります。研究員の知的交流を活発にするデザインで、異なる製品や技術分野の研究者の知恵を融合し、新たな価値を生み出すことを目指します。
(2)新実験棟  新研究棟に隣接した新実験棟には、小型の実験設備を集約します。研究者の機動性を向上させ、研究開発をスピードアップします。お客様に研究を間近で体験いただける見学コースも設け、お客様との協力関係を緊密にする環境を整えます。
2.建物の概要(1)環境性能  新研究棟は、ダブルスキンと呼ばれるガラス2層からなる外壁を採用しました。太陽光を取り入れながら、2層のガラスの間の自然通気を利用して冷房負荷を下げることにより、近年の高機能オフィスビルに比べて、約30%の省エネルギーを実現しています。
(2)構造  新研究棟は、当社が開発した世界最高強度の建築用鋼材「SSS1000」を世界で初めて使用しています。地震のエネルギーを吸収する制振デバイス(商品名:座屈拘束型ブレース「SUB」)とともに、高い耐震性を実現しています。 この他、新研究棟には、回転貫入鋼管杭(商品名:「ジオウィング・パイルII」)、 溶接軽量H形鋼(商品名:「スマートビーム」) などの当社独自の建材製品を使用しています。



(3)所在地   
: 尼崎市扶桑町1番8号

(4)主要建物内容
: 新研究棟(1号館)地上5階・延べ床面積20,377m2 収容人員約600人

   
: 新実験棟(2号館A) 地上4階・延べ床面積5,633m2

(5)投資 
: 約100億円

(6)工期
: 2010年6月〜2011年10月

(7)設計・監理
: 株式会社日建設計

(8)施工
: 清水建設株式会社




以上
<参 考>竣工式について



(1)日 時 
: 2011年10月19日(水) 10:00〜

(2)場 所
: 総合技術研究所(尼崎) 新研究棟内

(3)祭 主
: 当社常務執行役員 総合技術研究所長 赤羽 裕

(4)出席者
: 尼崎市長、施工関係者代表、労働組合代表、関係会社代表、当社社長 友野 宏、当社副社長 戸ア泰之 他 計約80人
<写 真>写真@ 新研究棟建物外観




外壁はガラス面です。ダブルスキン構造を採用し省エネを実現しました。ガラス越しに鉄骨を積極的に見せるデザインを採用しています。
写真A 「SSS1000」と制振デバイス




1階の柱に世界最高強度の建築用鋼材「SSS1000」を世界で初めて使用しました。座屈拘束型ブレース「SUB」を配置し、地震時には「SSS1000」の柱がしなやかに揺れるとともに、エネルギーの大半を制振デバイスが吸収する構造で、高い耐震性を実現します。
 
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