凸版印刷／業界初､ICｶｰﾄﾞの受発注在庫管理ASPｼｽﾃﾑ｢ﾃﾞｲﾘｽﾙｰ｣を販売開始｜物流ﾆｭｰｽ

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■凸版印刷／業界初､ICｶｰﾄﾞの受発注在庫管理ASPｼｽﾃﾑ｢ﾃﾞｲﾘｽﾙｰ｣を販売開始

業界初､ICｶｰﾄﾞの受発注在庫管理ASPｼｽﾃﾑ｢ﾃﾞｲﾘｽﾙｰ｣を販売開始
～複数のﾍﾞﾝﾀﾞｰからの在庫報告と進捗報告をWeb上で一元管理し､作業負荷を削減～

　凸版印刷株式会社（本社：東京都千代田区､代表取締役社長：金子眞吾､以下　凸版印刷）は､ICｶｰﾄﾞの受発注在庫管理ｼｽﾃﾑ｢ﾃﾞｲﾘｽﾙｰ｣を開発､ｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞ会社や銀行向けに10月下旬より販売を開始します｡　｢ﾃﾞｲﾘｽﾙｰ｣は､ICｶｰﾄﾞを発行するｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞ会社や銀行が､ICｶｰﾄﾞの見積り依頼や発注申請､ｶｰﾄﾞ･封入物の在庫や封入ﾊﾟﾀｰﾝの管理をWebﾌﾞﾗｳｻﾞ上でできるｼｽﾃﾑです｡ｲﾝﾀｰﾈｯﾄを通じたASPで提供することにより､専用端末やｼｽﾃﾑを開発することなく導入でき､開発費用の削減が可能です｡また､ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾃﾞｰﾀでICｶｰﾄﾞ･封入物の在庫情報や発注書を管理するため､確認時間や作業にかかるｺｽﾄも削減できます｡【ｼｽﾃﾑｲﾒｰｼﾞ】

【背景】　近年､ｷｬｯｼｭｶｰﾄﾞやｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞを提供する企業は､提携企業の増加や優良顧客の獲得拡大によって､取り扱うｶｰﾄﾞの券種が増加傾向にあります｡企業によっては､100種類以上の券種を取り扱うこともあり､発注作業や在庫管理に時間がかかっていました｡また､ｶｰﾄﾞと一緒に発送する封入物も､性別や年齢などの個人の特性に合わせて組み合わせを変えるため､在庫や組み合わせﾊﾟﾀｰﾝの管理が煩雑化するといった課題がありました｡　｢ﾃﾞｲﾘｽﾙｰ｣は､ICｶｰﾄﾞの受発注や在庫数量をWebﾌﾞﾗｳｻﾞ上で管理できるASPｼｽﾃﾑです｡本ｼｽﾃﾑを利用することにより､Web上で複数のﾍﾞﾝﾀﾞｰへの見積り依頼や発注作業､ICｶｰﾄﾞや封入物の在庫管理が可能となり､業務のｽﾋﾟｰﾄﾞｱｯﾌﾟや作業負荷の削減を実現します｡
【主な機能】･複数ﾍﾞﾝﾀﾞｰからの在庫報告､進捗報告を一元管理複数のﾍﾞﾝﾀﾞｰからの在庫報告や進捗報告を一元管理します｡これにより､ﾕｰｻﾞ企業は､各ﾍﾞﾝﾀﾞｰへの問い合わせや報告書の集約作業を削減できます｡･発注書をﾃﾞｼﾞﾀﾙﾃﾞｰﾀでﾘｱﾙﾀｲﾑに管理ﾍﾞﾝﾀﾞｰからの在庫･進捗報告をはじめ､見積り依頼や発注書をﾃﾞｼﾞﾀﾙﾃﾞｰﾀで管理します｡手入力による入力ﾐｽを防止するほか､処理速度の向上による作業ｺｽﾄを削減します｡･ｶｰﾄﾞ受発注管理ﾕｰｻﾞ企業は､Webﾌﾞﾗｳｻﾞに発注数量やICﾁｯﾌﾟの仕様を入力するだけで､見積り依頼や発注が可能です｡見積り情報や発注情報はﾃﾞｰﾀ保管するため､再版時に発注書を作成する必要が無く､作業負荷を軽減できます｡･ｶｰﾄﾞ･封入物の在庫予測ｶｰﾄﾞ製造･発行工場は､ｶｰﾄﾞや封入物などの在庫情報を毎日更新します｡あらかじめ設定した数量になるとｱﾗｰﾄを表示するほか､過去の発注実績から在庫の推移を予測､在庫切れを防止します｡また､ICｶｰﾄﾞ発行時にICﾁｯﾌﾟとｶｰﾄﾞ情報を紐づけることにより､認定期限（※1）が近づいているICﾁｯﾌﾟを使用しているｶｰﾄﾞを抽出できます｡･封入物ﾊﾟﾀｰﾝ管理個人ごとの特性に合わせた封入物のﾊﾟﾀｰﾝを登録することにより､1000ﾊﾟﾀｰﾝを越える封入物を管理できます｡封入物の配布期限の管理も可能です｡【販売価格】初期登録費　：　約50万円～月額利用費　：　約25万円～【販売目標】2015年度末までに10社､約1億円の売り上げを目指します｡※1　ICﾁｯﾌﾟ認定とは国際ｸﾚｼﾞｯﾄｶｰﾄﾞﾌﾞﾗﾝﾄﾞ会社がICﾁｯﾌﾟ付きｶｰﾄﾞを発行できる期限について審査･認定すること｡※本製品は､2011年10月19日（水）から10月20日（木）に開催される｢FIT2011 金融国際情報技術展｣（会場：東京国際ﾌｫｰﾗﾑ地下2階展示ﾎｰﾙｴﾘｱ､主催：日本金融通信社）のﾄｯﾊﾟﾝﾌﾞｰｽで展示されます｡＊記載されている会社名･製品名は各社の登録商標または商標です｡

以上