佐川急便／女性ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰがｵﾘｼﾞﾅﾙ｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰを顧客に配布｜物流ﾆｭｰｽ

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■佐川急便／女性ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰがｵﾘｼﾞﾅﾙ｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰを顧客に配布

【佐川急便】女性ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰがｵﾘｼﾞﾅﾙ｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰを顧客に配布～佐川急便のﾋﾟﾝｸﾘﾎﾞﾝ活動～（2011/09/27）

ＳＧﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽｸﾞﾙｰﾌﾟの佐川急便株式会社では､乳がん月間である10月1日より1ヶ月間､関東･甲信越ｴﾘｱの女性ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰ約1000名を中心に､佐川急便ｵﾘｼﾞﾅﾙ｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰを日頃お取引のあるお客さまに贈呈するﾋﾟﾝｸﾘﾎﾞﾝ活動を行います｡なお､期間中､女性ﾄﾞﾗｲﾊﾞｰは､ﾋﾟﾝｸ色のﾘｽﾄﾊﾞﾝﾄﾞを身につけて集配し､乳がんの早期発見早期治療における啓発を促します｡

佐川急便ではﾜｰｸﾗｲﾌﾊﾞﾗﾝｽの取り組みの一環として､女性が即戦力として働き続ける労働環境を作るため､福利厚生面などの観点から女性の健康管理に関する支援を行っています｡こうした女性従業員の育成や支援を行う中､がんの研究開発および医療福祉の向上に寄与することを目的として設立したＳＧﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽｸﾞﾙｰﾌﾟの外郭団体である､公益財団法人佐川がん研究振興財団と協働し､また公益財団法人日本対がん協会の監修を得て､｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰを制作｡2010年10月より自社内で掲示しています｡本企画は､1人でも多くの女性に対し､乳がん早期発見や早期治療の意識向上を促し､定期検診を通じて､自己の健康管理を推進することを目的としてｽﾀｰﾄした女性従業員中心のﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄです｡具体的な取り組みとしては､自社ｵﾘｼﾞﾅﾙの｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰを制作､ｾﾙﾌﾁｪｯｸしやすい空間を考慮し､社内女性ﾄｲﾚの個室にﾎﾟｽﾀｰを掲示することで､女性の自己触診への意識を高めることが狙いです｡ﾎﾟｽﾀｰ掲示開始以降､女性従業員からは｢自己触診してみた｣｢検診を受けに行った｣などという声が寄せられた他､ｱﾝｹｰﾄ結果によると､9割近くの女性従業員がﾎﾟｽﾀｰを見て乳がんの自己触診や定期検診の重要性に対する意識が向上したという結果が出たことから､取り組みの成果も見え始めています｡
また本取り組みは､社内だけにとどまらず､CSR活動の一環として､要望のある企業や団体等にﾎﾟｽﾀｰを無償で配布する活動も同時に始めています｡すでに約2500枚のﾎﾟｽﾀｰを企業や大学へ配布しており､公共機関においては､那覇空港を始めとする八重山諸島の空港数ヶ所の一般客が使用する女性用ﾄｲﾚにも貼られている他､経済産業省や内閣府の女性ﾄｲﾚにも掲示いただいています｡先日､ﾎﾟｽﾀｰを配布した企業の方から､ﾎﾟｽﾀｰを見て自己触診した40代の女性が異変に気付き検診を受けたところ､初期の乳がんが発見され､幸いにも温存治療ですんだとの喜びの報告がありました｡その他にも少なくとも7～8名の女性が､本ﾎﾟｽﾀｰを見て早期発見､早期治療をされています｡

※｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰのお申し込み及びﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞは､下記ｻｲﾄをご参照ください｡

（新しいｳｨﾝﾄﾞｳが開きます）｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰの特設ﾍﾟｰｼﾞはこちらhttp://www.sagawa-exp.co.jp/active/bc.html

ｵﾘｼﾞﾅﾙ｢乳がん自己触診｣啓発ﾎﾟｽﾀｰ
その他のﾋﾟﾝｸﾘﾎﾞﾝにおける取り組み

■2011年5月には2度に渡って本社東京本部にて外部機関の検診車を呼び､東京本部､関東支社の女性従業員100名を対象に､乳がん検診を実施した他､外部講師を招いての｢乳がん講演会｣を実施し130名が参加するなど､乳がんに対する女性従業員の意識向上を図っています｡
■京都で創業した企業として､2005年から産官学"京都発"の｢ﾋﾟﾝｸﾘﾎﾞﾝ京都｣の活動に参加｡京都市内の営業車両に啓発ｽﾃｯｶｰの貼付を行い､乳がんの早期発見を啓発するための活動を応援しています｡今年も同様に､10月1日から31日まで､ﾋﾟﾝｸﾘﾎﾞﾝのｽﾃｯｶｰを貼付した370台の車両が､京都市内を走ります｡
■公益財団法人佐川がん研究振興財団では､毎年がんをﾃｰﾏとした市民公開講座を開催しており､第9回目となる市民公開講座が2011年3月27日､京都大学時計台ﾎｰﾙで開催｡当日は｢乳がんの治療と診断｣をﾃｰﾏに､乳がん治療の最新情報や診断･検診に関する正しい知識を､第一線で活躍する先生方が基調講演やﾊﾟﾈﾙﾃﾞｨｽｶｯｼｮﾝで分かりやすく解説｡歌手でｴｯｾｲｽﾄのｱｸﾞﾈｽﾁｬﾝ氏による特別講演も行われ､約300名が聴講しました｡
佐川急便では､今後も佐川がん研究振興財団とともに､女性の乳がん自己触診及び定期検診の普及啓発活動を支援していきます｡