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■日本郵船/フィリピン商船大学が国交省の新制度認定校に
当社のフィリピン商船大学が国交省の新制度認定校に−卒業生は日本籍船乗船に個別海技能力の確認不要−
2011年9月2日


NTMA講義風景

 当社がフィリピンにおけるビジネスパートナーのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(Transnational Diversified Group、TDG)*1と共同運営する商船大学「NYK-TDG MARITIME ACADEMY」が、国土交通省が創設した「機関承認制度」における船員教育機関として我が国で初めての認定を取得しました。 
この制度は、適切な教育訓練を行っていると国土交通大臣が認定した諸外国の船員教育機関を卒業した者に対して、従来から実施している承認試験など個々の能力確認を要せずに日本籍船の船舶職員(船長・航海士または機関長・機関士)として乗り組むことを認めるものです。今回認定されたのは、NYK-TDG MARITIME ACADEMYとフィリピン国立商船大学Philippine Merchant Marine Academy (PMMA)、フィリピン国内最大の海員組合や世界各国の民間団体らが支援するアジア・太平洋海事大学Maritime Academy of Asia and the Pacific(MAAP)の計3校です。
 
認定に当たり当社商船大学は国交省による現地調査を受け、船舶の運航または機関の運転に関する課程を設置し、海技資格取得に対応した船員教育を適切に実施していることが確認されました。この認定は、9月16日に卒業式が予定されている第一期生(116人)から適用されることとなります。
 
当社は引き続き安全運航を担う人材の育成に全力を傾注して行きます。
 
【NYK-TDG MARITIME ACADEMY概要】
・ 開校日 : 2007年6月3日
・ 規模  : 定員 学生 航海科 60人 / 機関科 60人 1学年計 120人
講師 約30人(非常勤含む)
・ 場所  : マニラ近郊のカンルーバン市
・ システム: 3年間の講習と1年間の乗船実習の4年制
・ 理念  : 学生個々の人格形成と実践的な海事技術の習得を中心にした世界に
        通用する船員の高等教育を行う。
 
*1トランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ
1976年に現会長のデルガド氏(J.Roberto C.Delgado)により設立された企業グループで、船舶の代理店業と船員供給・教育事業に加えて、航空事業や物流事業を行う。当社とは、設立時から協力関係にある。
 
以上
 
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