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■大日本印刷/かざすことなく読み取り可能なハンズフリーのUHF帯ICタグカードを開発
 

かざすことなく読み取り可能なハンズフリーのUHF帯ICタグカードを開発
カードをポケットに入れたままで入退場管理が可能に
 





大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、人体から生じる汗などの水分の影響で通信感度が低下することのないUHF帯ICタグカードを開発しました。
UHF帯ICタグは、LF(長波)帯やHF(短波)帯などの他の方式のICタグと比べて通信距離が長く、人や車両の入退場管理などのさまざまな場面で利用されています。今回開発したUHF帯ICタグカードは、ポケットに入れたままの状態でも通信環境を良好に保つことができるため、ハンズフリーで利用できるなど、利便性が大幅に向上しました。本製品は2011年10月より販売します。
【開発の背景】
ICタグの普及にともない、通信距離の長いUHF帯ICタグも、児童の登下校履歴の把握や老人ホーム入居者の所在検知、事業所での人や車両の入退場管理など、利用範囲が広がってきました。しかしUHF帯の電波は、水分の影響を受けて通信感度が低下する傾向があり、人体から発生する水分によっても影響を受けることがあります。例えばUHF帯ICタグカードを、ポケットに入れたまま使用すると、人体の水分の影響によって通信距離が通常よりも短くなってしまい、リーダーでの可読性が低下するという課題がありました。
この課題を解決するためDNPは、UHF帯の電波が水分の影響を受けないようにICタグの構造やアンテナの形状を工夫し、人体に密着した状態でも水分の影響を受けず通信環境を良好に保つUHF帯ICタグカードを開発しました。これにより、オフィスや工場への入退場時などにUHF帯ICカードをリーダーにかざして読ませる必要がなくなり、荷物を持った状態で両手がふさがっていても、カードをポケットに入れたまま入退場できるようになります。
【製品の概要】
UHF帯周波数:950MHz
通信距離:1.0〜3.0m  (ポケットに入れておくなど、カードを携帯する方法により通信距離が変動します。)
【価格】
ロット5,000枚で、1枚あたり500円(税抜き)
(個別にお見積もりします。)
【今後の展開】
DNPは、教育機関や医療機関、工場などの入退場管理システムのほか、セキュリティシステムを扱うSI(システムインテグレーター)事業者などに本製品を販売し、2012年度に年間で約5億円の売上を見込んでいます。
本製品を、8月31日〜9月2日に東京ビッグサイトで開催される「第13回 自動認識総合展」のDNPのブースで展示します。
 
※ プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
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