ﾄﾅﾐﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／２億９６００万円の四半期純損失を計上（平成24 年3 月期第1 四半期決算短信〔日本基準〕（連結））｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾄﾅﾐﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／２億９６００万円の四半期純損失を計上（平成24 年3 月期第1 四半期決算短信〔日本基準〕（連結））

平成24 年3 月期第1 四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

単位･百万円
　　　　　　　　　　　　　　　　売上高　　　　営業利益　　経常利益　　　四半期純利益24 年3 月期第1 四半期　 29,235 2.4 　136 △4.6 　203 △20.8 　△296 ―23 年3 月期第1 四半期　28,551 4.1 　142 △6.3 　257 △33.9 　△229 ―
（略）
(1) 連結経営成績に関する定性的情報当第１四半期連結累計期間（平成23 年4 月1 日～平成23 年6 月30 日）におけるわが国の経済は､本年3 月に発生した東日本大震災（以下｢震災｣という｡）により被災した工場や自動車産業等のｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝ（供給網）の復旧が進行し､大幅に落ち込んでいた生産や輸出が徐々に持ち直しました｡しかし､震災に起因する原発の事故や稼動休止に伴う電力不足､円高の進行､海外経済の減速などの懸念材料も多く､先行きの見えない状況が続いております｡物流業界におきましても､震災による生産関連貨物の生産･出荷の減少やｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝの混乱及び消費電力抑制の影響などにより､今後も国内貨物輸送量の低迷が予測され､顧客企業の物流ｺｽﾄ見直し深厚や業者間競争などから､運賃単価低下など厳しい経営環境が続いております｡このような中で､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの当第１四半期の経営成績は､貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業､３ＰＬ（ｻｰﾄﾞﾊﾟｰﾃｨ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ）事業を中核とする物流関連事業部門の拡大につとめました結果､営業収益は29,235 百万円と前年同四半期に比べ683 百万円(2.4%)の増収となりました｡また､利益面におきましては､物流需要の回復基調のなかで運賃･料金の改定や燃料費の上昇などのﾏｲﾅｽ要因もあり､収益規模に適した戦力の効率的配置､業務運営の効率化によるｺｽﾄﾀﾞｳﾝ等により吸収につとめましたが､営業利益は136 百万円と前年同四半期に比べ6百万円(4.6%)の減益となりました｡経常利益につきましては､営業外収益の減少もあって203 百万円と前年同四半期に比べ53 百万円(20.8%)の減益となりました｡四半期純損益につきましては､税効果会計の適用による法人税等調整額を計上した結果296百万円の損失となり､前年同四半期との比較で66 百万円の減益となりました｡
ｾｸﾞﾒﾝﾄの業績をご説明いたしますと､次のとおりです｡なお､以下におけるｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は営業利益ﾍﾞｰｽの数値であります｡(物流関連事業)当第１四半期における物流需要は､震災などの影響により地域によっては減少要因もありましたが､既存顧客の受諾業務の拡大および新規顧客の開拓等につとめました結果､貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業､３ＰＬ（ｻｰﾄﾞﾊﾟｰﾃｨ･ﾛｼﾞｽﾃｨｸｽ）事業､港湾運送事業などの中核とする部門において前年同四半期に比べて回復基調で推移し､営業収益は26,933 百万円と前年同四半期に比べ379 百万円(1.4%)の増収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は､作業生産性の向上や諸経費の圧縮につとめましたが､燃料費の負担増もあって20 百万円にとどまり､前年同四半期に比べ12 百万円(38.0%)の減益となりました｡
(情報処理事業)情報処理事業における営業収益は716 百万円となり､前年同四半期に比べ106 百万円(17.5%)の増収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は､38 百万円と前年同四半期に比べ13 百万円(25.5%)の減益となりました｡
(販売事業)物品販売ならびに委託売買業､損害保険代理業等の販売事業における営業収益は1,345 百万円となり､前年同四半期に比べ133 百万円(11.0%)の増収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は､13 百万円と前年同四半期に比べ31 百万円の増益となりました(前年同四半期は18 百万円の損失)｡その他では､自動車修理業､ﾀﾞｲﾚｸﾄﾒｰﾙ業等で営業収益239 百万円を計上し､前年同四半期に比べ63 百万円(36.1%)の増収となりました｡ｾｸﾞﾒﾝﾄ利益は､32 百万円と前年同四半期に比べ1 百万円(4.7%)の減益となりました｡
（略）