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■三菱マテリアル/グローバル調達体制の構築、SCM の高度化図る(新中期経営計画(2011-2013 年度))
Materials Premium 2013 〜新たなる創造を目指して〜
当社(本社:東京都千代田区、社長:矢尾宏、資本金:1,194 億円)は、今般2011年度から2013 年度の3 年間を対象とした「新中期経営計画(2011-2013 年度)Materials Premium 2013」を取りまとめましたので、お知らせ致します。
T.07-09 中期経営計画の総括当社は、2007-2009 年度を対象とした07-09 中期経営計画(以下「07-09 中計」という)では、複合経営の強さを追求し、4 コア事業の拡大・強化により高い収益性を有する安定的な事業基盤の構築に取り組んでまいりました。その結果、計画初年度である2007 年度には、経常利益が過去最高の1,359 億円となり経営目標数値を達成しましたが、その後の世界同時不況による事業環境の急速な悪化により、計画最終年度である2009 年度の実績は目標未達となりました。なお、07-09 中計の経営方針に基づく4 コア事業の成長基盤確立のための成長ドライバーへの戦略的投資は概ね実施済です。
(略)
U.新中期経営計画(11-13 年度)の概要2011-2013 年度を対象とした新中期経営計画(以下「Materials Premium 2013」という)では、「人と社会と地球のために」という企業理念のもと、成長戦略と財務体質改善の両立を図りながら、「複合事業体として特徴のあるシナジーの創出=マテリアル・プレミアムの実現」により、資源循環型社会の中で最強の複合事業集団を目指してまいります。
(略)
2.経営方針1)事業環境認識世界同時不況以降、当社グループを取り巻く事業環境は大きく変化してまいりました。先進国経済の停滞と新興国市場の拡大、新興国企業の台頭による競争の激化といった、市場の構造的変化が顕著になる一方、資源価格の高止まり、低環境負荷社会への世界的な要求、新興国市場を中心とする自動車産業の拡大、グローバル市場でのエレクトロニクス産業の成長等の事業環境は、当面継続すると予想されます。また、東日本大震災を契機とし、震災復興に伴う新たな社会資本形成が必要になることに加え、エネルギー問題に対する世界的な関心が今後ますます高まることが予想されます。
2)成長戦略@海外市場、特に新興国市場への展開今後、国内市場の大きな伸びが期待できない中で、海外市場、特に新興国市場への展開が当社グループの成長の鍵となります。「Materials Premium 2013」では、海外市場、特に成長が著しく当社グループの既存拠点が多いアジア新興国市場への事業展開に注力し、2013 年度海外売上高5,100 億円を目標とし、部門横断的な地域戦略・マーケティングの実行や、既存拠点を活用した地域共通販社設立、非日系顧客への事業展開等の諸施策を実施してまいります。
具体的には、各事業において、次のような海外事業の強化を図ってまいります。セメント事業 米国事業の垂直価値連鎖の追求、中国既存拠点(烟台)の収益基盤強化銅事業 海外鉱山投資案件の着実な推進、銅加工事業の新興国展開拡大、インドネシア製錬所(インドネシア・カパー・スメルティング社)を核とした川下事業展開
加工事業 海外販売・製造拠点展開によるグローバル増販、環境対応車部品の新興国での増販電子材料事業 新興国ハイエンド・ボリュームゾーン向け商品の増販、差別化技術の深耕と新製品対応アルミ事業 自動車熱交換器用部材の新興国での増販「Materials Premium 2013」においては、海外事業の強化のため、総額800 億円規模の新規・増産投資を海外事業向けに実施する予定です。
Aマテリアル・プレミアムの実現当社グループは、非鉄金属やセメントをはじめとする広範な材料・製品・技術を保有しており、またアジア新興国を中心にグローバルな拠点展開を実施しております。「Materials Premium 2013」では、当社のグループ力を結集し、事業部門間の連携をさらに強化することで既存融合領域の拡大強化と新規事業領域の創出により、「複合事業体として特徴のあるシナジーの創出=マテリアル・プレミアムの実現」を推進してまいります。既存融合領域の拡大強化では、特に資源事業と環境リサイクル事業の強化を図ってまいります。事業環境変化に伴う資源セキュリティの重要性の増大や、資源循環型社会構築への世界的な要請により、当社グループならではのマテリアル・プレミアムである両事業の価値がさらに増大しており、より一層の強化を行い中長期的な成長を目指します。このため、資源事業(天然資源)と環境リサイクル事業(都市鉱山)を一体的に運営する「資源・リサイクル事業本部」を本年4 月に新たに設置し、長期的な視点に基づく総合的な資源戦略を立案・実行することにより収益基盤の拡大・強化を図ってまいります。グローバル事業の推進に関しましては、地域戦略立案機能強化のために「海外事業戦略室」を、またグローバルマーケティング機能強化のために「マーケティング統括室」を本年4 月に設置し、既存拠点の連携強化等による部門横断的な取り組みを強化してまいります。
B成長を支える全社戦略「Materials Premium 2013」では、従業員がグローバルかつ部門横断的に活躍できる複合企業体集団を目指します。そのため、グローバル人財の採用・活用、事業部門やグループ会社の垣根を超えた人財配置・活用の推進により多様な人財を育成し、事業環境変化に対応しつつ、これに挑戦する企業風土を醸成してまいります。低コスト体質への変革への取り組みも引続き強化してまいります。グローバル調達体制の構築、SCM の高度化、品質工学の展開等により、調達コストやプロセス・コストの一層の削減を実現してまいります。また、CSR(企業の社会的責任)活動の更なる推進、企業価値に重大な影響を及ぼす要因(マテリアリティ)に力点を置いた事業活動の継続的な取組みを実施し、社会全体の持続的な発展に本業で貢献してまいります。
(略)
 
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