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■凸版印刷/日本初 バイオマスポリエチレンを使用した包装材用フィルムを開発 |
凸版印刷、日本初 バイオマスポリエチレンを使用した包装材用フィルムを開発 〜詰め替えスタンディングパウチとして実用化、ヘアケア商品などで採用〜 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、日本で初めて、バイオマスポリエチレン(PE)を使用した包装材用フィルムを開発しました。2011年8月より本格的な販売を開始します。 凸版印刷は、持続可能な社会の実現に貢献するため、環境にやさしい製品の開発を推進しています。本製品はサトウキビ由来の原料を一部に使用し、最大で40%のバイオマス比率(重量比)を持つフィルムです。植物由来の原料を使用しながら、耐衝撃性および易カット性など各種物性において、従来品と同程度の性能を保持することに成功しました。 なお本製品は、ヘアケア商品などの詰め替えスタンディングパウチとして採用されています。 バイオマスポリエチレンを使用した詰め替え用スタンディングパウチのサンプルCopyright 2011 TOPPAN PRINTING CO., LTD. <背景> バイオマスプラスチックは、植物由来の原料を用いた持続的に利用できる再生可能資源です。石油などの化石資源の使用量を削減できるため、持続可能な社会形成に貢献できます。また、焼却時のCO2排出量と植物生育時のCO2吸収量がプラスマイナスゼロとみなされるため、石油由来のプラスチックに比べてCO2排出量を削減することができる、環境にやさしい材料として注目されています。 凸版印刷は、「地球温暖化防止」および「石油使用量削減」に向けた取り組みのひとつとして、1991年よりバイオマスプラスチックを使用した包装材料の開発・商品化に取り組んでいます。さらに凸版印刷では2000年にポリ乳酸を用いたバイオマスパッケージを開発し、家電製品の外装材で採用。以降、食品業界や服飾業界などでも多数採用されています。 ポリエチレンは、さまざまな軟包装の基盤となる素材です。このたびのバイオマスPEフィルムの開発により、日本で初めて、軟包装分野全般においてバイオマス包装材料の提供が可能になりました。<製品の概要> 本製品は、石油由来の直鎖状低密度ポリエチレン(以下 LLDPE)を、サトウキビ由来のLLDPEを一部に使用したフィルムに置き換えることで、石油使用量の削減を実現しています。例えば、本製品を用いた詰め替えスタンディングパウチの場合、全体の約75%を占める石油由来のLLDPEの一部をサトウキビ由来のLLDPEに置き換えることで、焼却処分時のCO2排出量を最大で40%削減できます(※)。 従来のPEフィルムと同等の物性や加工適正を備えており、シャンプーなどの日用品や調味料などの食品の包装材用途に適しています。<売上目標> バイオマスプラスチック製品全体で、2015年度に120億円の売上を目指します。<今後の展開> 凸版印刷では、本製品の開発のノウハウを活かし、バイオマスPEを他製品の包装材料として展開を図るとともに、バイオマス高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリ乳酸(PLA)、バイオマスPETなど、バイオマスプラスチック材料を用いたパッケージ開発を積極的に推進します。 ※代表的な構成の本製品1kgを焼却した時のプラスチック由来のCO2発生量は2.95kgです。 製品のバイオマス度が40%の場合、バイオマス由来のCO2発生量は1.25kgです。 バイオマス由来のCO2はカウントされないため、1.25/2.95=42.4%の削減になります。 インキや接着剤由来のCO2を加味すると、最終的なCO2削減効果は約40%となります。* 記載されている会社名・製品名は各社の登録商標または商標です。 以上 |
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