![]() |
![]() |
|
|
| ■総合企画センター大阪/国内外の製薬大手20社のグローバルR&D戦略を実査・分析 |
| (株)総合企画センター大阪は、国内外の製薬大手20社のグローバルR&D戦略を実査・分析し、その結果を発表■国内外の製薬大手20社のR&D費用は2010年度で前年度比7.0%増の総額7兆3,126億円と大幅に拡大。対売上高に占めるR&D費用は20%を超えた。企業別ではMerckが9,672億円でトップ。一方、国内企業では武田薬品が2,889億円(R&D 比率22.8%)でトップに立っているが、外資系トップであるMerckの約3割にとどまる。■研究領域では、癌領域が全体の31%、精神・神経領域が同16%を占めており、癌やアルツハイマー型認知症などアンメット・ニーズ系の領域に集中している。■今後も製薬大手のR&D費用は、有望新薬の確保のため拡大の見通し。特に開発力を有する企業のM&Aや開発提携が活発に行われる見通し。また、R&Dの拠点再編や中国やシンガポール等の新興国拠点の拡充が進行する。一方で、CROやアカデミア等の外部機関を活用したネットワーク型研究開発体制の確立にも注目が集まっている。<調査結果>1.製薬企業各社の研究開発費 国内外の製薬大手20社(外資系14社、国内系6社)のR&D費用は、2010年度で総額7兆3,126億円。 外資系がR&D費用を増やしたことにより、前年度比7.0%増と大きく伸長した。 外資系企業14社の1社当たりのR&D費用は、前年度比8.2%増の4,481億円であった。R&D比率は20.4%となっている。外資系各社は世界規模で企業買収を積極的に行っているほか、中国やシンガポールなど新興国に拠点を新設・拡充する動きが見られるなど研究開発力の強化に邁進している。 企業別では、Merckが9,672億円(109.91億ドル)、Pfizerが8,393億円(95.38億ドル)と突出している。以下、RocheとNovartisが6,800億円台で続く。 一方、国内企業6社の1社当たりのR&D費用は1,731億円で、外資系に比べ約3,000億円の差がある。ただし、R&D比率の平均は21.2%と外資系を0.8ポイント上回っている。 国内企業では、武田薬品が2,889億円でトップに立っている。ただし、外資系トップのMerckに比べると、&D費用は3割程度と小さい。以下、アステラス製薬と第一三共がそれぞれ2,000億円前後で続いている。2.新薬開発動向 新薬開発品目の領域別割合をみると、癌領域が245品目で最も多く、全体の31.4%を占める。次いで、精神・神経領域が同16.1%の126品目となっている。全般的に癌やアルツハイマー型認知症などアンメット・ニーズ系の領域に品目数が集中する傾向が見られる。 以下、糖尿病治療薬等の代謝・ホルモン領域が同11.9%の93品目、循環器・血液が同9.1%の71品目となっている。 これを企業形態別にみても、外資系、国内企業を問わず、癌、精神・神経、代謝・ホルモンの各領域で多いのが特徴。ただし、眼科領域については、外資系企業に集中している。これはBayerやNovartis、Pfizer等の外資系企業が、近年、分子標的薬等を軸に眼科領域の開発を強化する動きが活発になっており、これを反映したものとなっている。3.今後の展開 今後のR&D活動についても、製薬企業各社は、市場性の高い有望新薬を確保のため、企業買収や開発提携によるパイプライン強化策を積極的に行う意向を示している。特に、研究開発の生産性向上を目指して、日・米・欧3極の研究開発拠点の再編と新興国拠点の拡充が進む見通し。新興国の中では中国とシンガポールに拠点を置く企業が増加している。 これらに加えて、大手CROやアカデミア等の外部機関を活用したネットワーク型研究開発体制の構築に注力する企業も増加。具体例としては、Pfizerがバイオベンチャーや研究機関等を活用した「バーチャルR&D戦略」体制の確立に注力しているほか、Sanofiが大手CROのCovanceと研究開発戦略に関するパートナー契約を締結している。また、MerckやGlaxoSmithKine、武田薬品なども外部の研究機関や大学との提携を積極的に進めている。 なお、国内企業では、武田薬品やアステラス製薬、エーザイなどが、米国の拠点に開発本部を設置し、海外での研究開発の迅速化を図っている。<調査要綱> 調査期間:2011年2月〜6月 調査対象:外資系・国内大手製薬企業20社 外資系:Pfizer、Merck、GlaxoSmithKline、Novartis、Roche、Sanofi、AstraZeneca、Eli Lilly、Bristol−Myers Squibb、Boehringer Ingelheim、Bayer、UCB、Merck KGaA、Biogen Idec 国 内:武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共、エーザイ、大塚製薬、協和発酵キリン<資料体裁> 資料名:「2011年 製薬企業のグローバルR&D 戦略」 http://www.tpc-osaka.com/detail.php?prod_code=mr310110029 発刊日:2011年6月30日 体裁:A4判247頁 定価:製本版 91,350円(税込)/CD−ROM版 10,500円(税込) 注)CD−ROM版は製本版をご購入いただいた方に限り提供させていただきます。<会社概要> ■会社名 株式会社総合企画センター大阪 ■所在地 大阪市西区新町2−4−2 なにわ筋SIA ビル ■TEL 06−6538−5358 ■FAX 06−6538−6531 ■URL http://www.tpc-osaka.com ■E−Mail info@tpc-osaka.com ■事業内容 マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版 |
|
|
|
【このURLを友達に教える |
![]() |
|
最新の物流ニュースと1日1語(2語)の物流用語を平日朝7時ごろにお送りします。朝のコーヒー、通勤(通学)時に学んでください。 ご希望の方は、空メール イー・ロジットの個人情報保護方針はこちら |
![]() |
|
┗物流ニュース / 物流用語辞典 / セミナー情報 ┗ニュース登録(空メール) |
|
┗社員教育 / 通販物流代行 / 物流改善・コスト削減 |
|
┗会社概要 / アクセス(地図) ┗プライバシーポリシー ┗訪問販売法に基づく表記 |
|
┗採用情報 ┗通販物流スタッフ(パート/アルバイト) |
|
|
| Copyright(c)e-LogiT.com All Rights Reserved. |