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■川崎重工/スイス向けに新開発の「M1A−17D」ガスタービンを搭載した1.7MW級発電設備「GPB17D」を初受注
スイス向けに新開発の「M1A−17D」ガスタービンを搭載した1.7MW級発電設備「GPB17D」を初受注

2011年07月14日

川崎重工は、欧州のガスタービン販売・サービス拠点であるカワサキ・ガスタービン・ヨーロッパ社(KGE:Kawasaki Gas Turbine Europe GmbH、ドイツ・フランクフルト市)を通じて、スイスのESCO事業者(※)であるバーゼルシュタット州営エネルギー社(IWB:Industrielle Werke Basel、スイス・バーゼル市)から、発電出力1.7MWクラスのガスタービン発電設備「GPB17D」を受注しました。本件は、「GPB17D」の初受注であり、また当社としてのスイス向けガスタービン発電設備の初受注となります。
今回受注したガスタービン発電設備は、当社が新開発したガスタービン「M1A−17D」を主機とする天然ガス焚きの発電設備で発電端効率は約27%に達し、バーゼルシュタット州営エネルギー社によりガスタービン・コージェネレーションシステムとして設置されます。本システムにより発生する電力とガスタービンの排熱から回収した蒸気は、バーゼルシュタット州営エネルギー社がバーゼル市内で実施予定の地域暖房事業に供給されます。当社が「M1A−17D」を製造し、KGEはガス圧縮機などの補機類の調達、「GPB17D」の組立、現地での据付工事、試運転を担当します。本システムの稼動開始は2012年3月の予定です。
新開発の「M1A−17D」を搭載した「GPB17D」は、多くの納入実績により市場で高い評価を受けている「GPB15D」ガスタービン発電設備をベースに設計されています。「GPB17D」は「GPB15D」と比較して、出力で約13%、熱効率で約10%の性能アップを達成し、NOx排出値は低エミッションのDLE(Dry Low Emission)技術により15ppmまで抑えています。これは同出力クラスのガスタービン発電設備と比べて最高レベルの低NOx排出値です。
本プロジェクトの受注を機に、当社はKGEを通じて、スイスおよびヨーロッパ地域でのさらなるガスタービン発電設備の市場開拓を強化します。また、米州、中東、東南・西南アジア、日本を含むアジア極東地域においても現地販売拠点を活用し、世界5極体制により事業を積極的に展開していきます。



 

※ESCO事業者



 



省エネルギーの提案、施設の提供、維持、管理など包括的なサービスを行う事業者のこと。 ESCO:Energy Service Company
 
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