日本海事ｾﾝﾀｰ／日本･ｱｼﾞｱ－米国間のｺﾝﾃﾅ輸送情報（４月）を公表｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本海事ｾﾝﾀｰ／日本･ｱｼﾞｱ－米国間のｺﾝﾃﾅ輸送情報（４月）を公表

日本･ｱｼﾞｱ／米国間のｺﾝﾃﾅ輸送情報
2011年4月の荷動きのﾎﾟｲﾝﾄ

往航
4月の往航荷動き量は､3ヶ月ぶりの100万TEU台となるとともに､2ヶ月ぶりの増加となる前年比6.4%増（前月比25.3%増）の107.1万TEU｡また､1－4月の累計では､4月がﾌﾟﾗｽに転じたことにより､4月がﾌﾟﾗｽに転じたことにより､前月までの前年同期比3.4%から0.8ﾎﾟｲﾝﾄ上昇となる前年同期比4.2%増の402.8万TEU｡
日本積は､｢自動車部品｣（前年比1.3%減）､｢自動車､ﾄﾗｯｸ等のﾀｲﾔ､ﾁｭｰﾌﾞ｣（同6.7%減）など日本積を牽引する自動車関連貨物が減少したものの､｢ﾃﾚﾋﾞ､ﾋﾞﾃﾞｵ等の映像･音響製品｣（同9.2%増）､｢建設機械｣（同72.8%増）､｢一般電気機器｣（同21.2%増）などが好調であったことにより､2ヶ月ぶりの増加となる前年比4.2%増（前月比6.5%減）の4.9万TEU（全体に占めるｼｪｱ4.5%）｡東日本大震災による貨物の減少が懸念されたものの､4月の日本積への影響は最小限にとどまった｡韓国積は､韓国積の品目別で第1位の｢一般電気機器｣（前年比10.1%減）､第3位の｢自動車､ﾄﾗｯｸ等のﾀｲﾔ､ﾁｭｰﾌﾞ｣（同4.8%減）などの上位品目が前年比ﾍﾞｰｽで減少したものの､｢自動車部品｣（同18.2%増）が過去最高の荷動き量を更新したことなどにより､18ヶ月連続の増加となる前年比6.4%増（前月比5.4%増）の6.1万TEU（同5.7%）｡
最大出荷国の中国積は､｢家具及び家財道具｣（前年比3.9%増）､｢繊維及びその製品｣（同8.7%増）､｢一般電気機器｣（同12.5%増）など上位を占める10品目が前年比､前月比ﾍﾞｰｽで増加となった結果､2ヶ月ぶりの増加となる前年比8.4%増（前月比38.1%増）の69.5万TEU（全体に占めるｼｪｱ64.9%）｡また､香港積は､3ヶ月連続の減少となる前年比1.6%減（前月比47.6%増）の3.8万TEU（同3.6%）｡ASEAN積は､前年比2.8%増（前月比12.0%増）の13.0万TEU（全体に占めるｼｪｱ12.2%）｡南ｱｼﾞｱ積では､2ヶ月ぶりの減少となる前年比2.4%減（前月比12.5%減）の5.4万TEU（全体に占めるｼｪｱ5.1%）｡復航
4月の復航荷動き量は､前月3月の60万TEU台には届かなかったものの､過去2番目の荷動き量となる前年比9.7%増（前月比3.2%減）の59.2万TEU｡荷動き量は7ヶ月連続で50万TEUを超えるとともに､前年比ﾍﾞｰｽでも7ヶ月連続の増加と好調を持続している｡また､1－4月の累計では､前年同期比11.4%増の227.4万TEUと2桁増加を持続｡
日本揚は､4ヶ月連続の増加となる前年比9.2%増（前月比3.4%減）の8.0万TEU（全体に占めるｼｪｱ13.5%）｡韓国揚は､6ヶ月連続の増加となる前年比6.9%増（前月比10.5%減）の6.5万TEU（同11.0%）｡台湾揚は､2ヶ月連続の2桁増加となる前年比19.2%増（前月比4.6%減）の5.5万TEU（同9.2%）｡
最大の入荷国である中国揚の荷動き量は､｢紙､板紙類及びその製品｣（前年比22.1%増）､｢繊維及びその製品｣（同22.6%増）などの上位品目が2桁増加となったこと､｢木材及びその製品｣が過去最高の荷動き量を更新するなどにより､7ヶ月連続の増加となる前年比12.3%増（前月比0.5%減）の21.9万TEU（全体に占めるｼｪｱ37.0%）｡また､香港揚は､11ヶ月連続の増加となる前年比6.1%増（前月比1.7%減）の4.0万TEU（同6.8%）｡ASEAN揚は､前年比2.8%増（前月比12.0%増）の13.0万TEU（全体に占めるｼｪｱ12.2%）｡南ｱｼﾞｱ揚では､2ヶ月連続の増加となる前年比8.8%増（前月比5.0%減）の4.1万TEU（全体に占めるｼｪｱ6.9%）｡

集計年月
往航（TEU）
前年比（％）
復航（TEU）
前年比（％）

2011年2月
984,546
7.2
528,569
6.8

2011年3月
854,979
▲8.8
611,569
14.5

2011年4月
1,070,946
6.4
591,992
9.7
図－1 往航･月別荷動き量の推移
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図－2 復航･月別荷動き量の推移
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