日本ﾋｭｰﾚｯﾄ･ﾊﾟｯｶｰﾄﾞ／ﾉｰﾄＰＣの東京生産を開始｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本ﾋｭｰﾚｯﾄ･ﾊﾟｯｶｰﾄﾞ／ﾉｰﾄＰＣの東京生産を開始

ﾉｰﾄＰＣの東京生産を開始納期を半分に短縮｡国内生産による高品質な製品を提供　日本ﾋｭｰﾚｯﾄ･ﾊﾟｯｶｰﾄﾞ株式会社（略称：日本ＨＰ､本社：東京都江東区､代表取締役　社長執行役員：小出　伸一）は､ﾉｰﾄＰＣ製品の一部の生産拠点を日本に移し､今夏より東京昭島市の工場で生産を開始します｡　日本ＨＰは､１９９９年７月から旧ｺﾝﾊﾟｯｸ多摩事業所にてﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟＰＣ製品の国内生産を開始しました｡その後､生産製品の拡充､工場の移転､製造ﾗｲﾝの拡張などを経て､現在は昭島事業所で数多くのﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟＰＣ､ﾜｰｸｽﾃｰｼｮﾝ､ｻｰﾊﾞｰ製品を生産､出荷しています｡ﾉｰﾄＰＣは現在､海外の工場で製造していますが､本年８月を目標に､法人向けﾉｰﾄＰＣの一部の機種の生産を昭島工場に移転し､お客様の要望に合わせ仕様･構成を工場で作り込む注文仕様生産（ＣＴＯ）方式で生産を開始します｡拠点を国内に移すことで､これまで１０営業日だった納期を標準５営業日とでき､大幅な納期短縮が可能となります｡　また､遠距離（海外）輸送中の振動､衝撃､温湿度変化等に起因する初期不良の低減に加え､日本人ｽﾀｯﾌによる厳しい工程管理や製品検査､お客様の声を製造現場に即座にﾌｨｰﾄﾞﾊﾞｯｸすることなどにより､製品品質の大幅な向上を目指します｡　このたび国内生産を開始するのは法人向けﾉｰﾄＰＣの１５．６ｲﾝﾁ液晶搭載｢ＨＰ　ＰｒｏＢｏｏｋ　６５６０ｂ　Ｎｏｔｅｂｏｏｋ　ＰＣｼﾘｰｽﾞ｣および､今後発売予定の１２．５ｲﾝﾁ液晶搭載のﾊｲｴﾝﾄﾞﾓﾊﾞｲﾙﾉｰﾄＰＣの２機種です｡国内生産化の開始にあたって､法人向けﾉｰﾄＰＣ製品のﾗｲﾝｱｯﾌﾟの中でも中核をなし自由なｶｽﾀﾏｲｽﾞにより最小構成からﾊｲｴﾝﾄﾞまで幅広い構成をお客様に提供できるこの２機種をまず選択しました｡国内で生産することで､単に短納期､高品質だけではなく､法人のお客様の多様な要望にきめ細かく対応したｻｰﾋﾞｽの提供も同時に可能となります｡今後､この２機種以外の他の法人向けﾓﾃﾞﾙや個人向け製品においても､年内を目途に順次国内生産を拡大していく予定です｡＜東京生産により提供可能な主なｻｰﾋﾞｽとﾒﾘｯﾄ＞　･納期短縮：標準５営業日納品（従来は１０営業日）　･お客様の導入時の負荷を軽減する各種ｻﾎﾟｰﾄの提供　　（お客様専用ｿﾌﾄｳｪｱのﾌﾟﾘｲﾝｽﾄｰﾙや各種設定をあらかじめ行った上での製品出荷､資産管理用ﾀｸﾞの添付やお客様指定のﾕｰｻﾞｰﾏﾆｭｱﾙの添付など）　･お客様のﾆｰｽﾞに合わせ､幅広い構成が選択可能　日本ＨＰでは東京の昭島事業所で製造しているＰＣの国内生産を｢ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＴＯＫＹＯ｣と呼び､ＰＣにそのﾛｺﾞｼｰﾙを貼付して出荷しています｡　｢ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＴＯＫＹＯ｣はお客様に信頼性の高い製品を､自由にｶｽﾀﾏｲｽﾞして短納期でお届けするという日本ＨＰのｺﾐｯﾄﾒﾝﾄです｡　これからも日本ＨＰは｢世界ﾄｯﾌﾟｼｪｱのＰＣを日本の心で日本のお客様にお届けする｣気持ちを｢ＭＡＤＥ　ＩＮ　ＴＯＫＹＯ｣に込めて､ものづくりを続け､より日本のお客様に求められるＰＣﾍﾞﾝﾀﾞｰを目指します｡＜東京生産の歴史＞　１９９９年７月：東京都あきる野で国内生産ｽﾀｰﾄ（旧ｺﾝﾊﾟｯｸ）　　　　　　　　　　法人向けﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟＰＣ､ＨＰ　Ｄｉｒｅｃｔｐｌｕｓ専用ﾓﾃﾞﾙを生産開始　２００１年５月：ﾜｰｸｽﾃｰｼｮﾝの生産を開始　２００３年１月：ｺﾝﾊﾟｯｸとの合併後､旧ＨＰの昭島工場に生産拠点を移設し､ＰＣの生産を開始　２００７年３月：個人向けﾃﾞｽｸﾄｯﾌﾟ｢ＨＰ　Ｐａｖｉｌｉｏｎ　Ｄｅｓｋｔｏｐ　ＰＣ｣の生産を開始　２０１１年１月：生産ﾗｲﾝを１．５倍に拡張　２０１１年８月：ﾉｰﾄＰＣの生産開始（予定）＜昭島事業所における節電対策＞　昭島事業所では､電磁式安定器から省電力性に優れたｲﾝﾊﾞｰﾀｰ式安定器への照明機器の交換や､昼間から夜間･週末への操業比重のｼﾌﾄなどを実施することで､昨年夏季のﾋﾟｰｸ時の電力使用量と比較し､２５％の削減を見込んでいます｡