三菱商事／韓国ｶﾞｽ公社との天然ｶﾞｽ事業における戦略的協業に関する覚書締結｜物流ﾆｭｰｽ

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■三菱商事／韓国ｶﾞｽ公社との天然ｶﾞｽ事業における戦略的協業に関する覚書締結

韓国ｶﾞｽ公社との天然ｶﾞｽ事業における戦略的協業に関する覚書締結　三菱商事と韓国ｶﾞｽ公社（本社：韓国　城南市）は､本日､両社社長立ち会いのもと､天然ｶﾞｽ（主に液化天然ｶﾞｽ［ＬＮＧ］）事業において両社で戦略的に協業することを規定した覚書に調印しました｡　当社と韓国ｶﾞｽ公社とは､当社が出資するＬＮＧﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄを通じて長年に亘り良好な関係を築き上げてきた他､本邦電力･ｶﾞｽ会社との季節間需要格差を利用したＬＮＧｽﾜｯﾌﾟ取引の手配や本年１月に最終投資決定を実施したｲﾝﾄﾞﾈｼｱのﾄﾞﾝｷﾞ･ｽﾉﾛＬＮＧﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄでの協業を通じて､その関係を深めて参りました｡　今回の戦略的協業に関する覚書では､両社が検討を進める複数の新規ＬＮＧﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄやｶﾅﾀﾞ･豪州等における非在来型天然ｶﾞｽ開発での協業の可能性につき共同調査を行う他､韓国ｶﾞｽ公社の短期ＬＮＧ調達計画の最適化や第３国におけるＬＮＧ受入基地計画への参画も共同で検討し､従来の協業範囲を拡大致します｡加えて､両社が進めるＬＮＧ案件への当社によるﾌｧｲﾅﾝｽ手配や研修生の相互派遣などを通じ､更なる関係の深化を目指します｡　ｸﾘｰﾝｴﾈﾙｷﾞｰへの関心の高まりおよび新興国の台頭を受けて､天然ｶﾞｽの更なる需要増が将来的に見込まれる中で､非資源国である韓国および日本が一体となって東ｱｼﾞｱ域内のｴﾈﾙｷﾞｰ確保に乗り出すことが､地政学的な観点からも重要な意義を持つものと判断し､今般の合意に至りました｡　今後､日韓両国の協力を具現化するべく､本覚書におけるﾛｰﾄﾞﾏｯﾌﾟに沿って､世界最大のＬＮＧ購入者である韓国ｶﾞｽ公社と協力し､互いの強みを活かしながらｴﾈﾙｷﾞｰ資源の安定確保に向けて新たなﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄの実現に繋げていくことを目指します｡＜韓国ｶﾞｽ公社の概要＞　設立：１９８３年８月　本社：韓国　城南市　代表者名：社長　朱　剛秀（Ｃｈｏｏ，　Ｋａｎｇｓｏｏ）　従業員：２，８９０名（２０１１年１月時点）　売上高：１９．４兆ｳｫﾝ（約１兆４，１５１億円）（２００９年）　ＬＮＧ調達量：３，１８０万ﾄﾝ（２０１０年実績）