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■ダイキン工業/国内3拠点の技術開発機能を集約
国内3拠点の技術開発機能を集約し、新たな価値創造を行う大阪府摂津市に「テクノロジー・イノベーションセンター」を設立 ダイキン工業株式会社は、淀川製作所(大阪府摂津市)内に、空調・化学等の研究者と事業部門の商品開発技術者が一堂に会し、かつ機械と化学と電気・電子が一体となった技術開発拠点「テクノロジー・イノベーションセンター(以下TIC)」(総床面積:約5万8千m2)を設立します。2011年5月に着工し、約300億円を投じ、2014年11月から業務を開始する予定です。 新興国を中心にグローバルで空調・フッ素化学市場が急速に拡大しており、それぞれの地域市場ニーズに合致したタイムリーな商品投入が、当社のさらなる成長の鍵となっています。 そのためには、多岐にわたる研究開発テーマの優先順位と役割を明確にし、スピーディーな成果創出が必要です。各地域に密着しニーズを吸い上げた"現地のR&D機能"を強化すると同時に、コア技術や基礎技術などグローバル事業全体への貢献度や普遍性の高い技術テーマに関しては一箇所(TIC)に集中し、成果創出のスピードアップを図る必要があります。 TICは、コア技術・基盤技術・世界標準商品の開発に重点をおき、グローバルに広がるダイキングループの技術開発の中核施設として「世界NO.1の環境技術開発」、「次の10年〜20年を見据えた新しい価値創造」、「100年間続いたヒートポンプ技術の破壊的イノベーションへの挑戦」によるイノベーション創出に取り組みます。国内3拠点(堺、滋賀、淀川の各製作所)の研究・開発技術者約1,000名を集約(将来的には1,600名規模)することで、情報の共有化とコミュニケーションを促進し、当社が強みとするコア技術(ヒートポンプ・インバータ・フッ素化学等)の開発の大幅な効率化とスピードアップを図ります。 また、社内外の異分野に携わる技術者同士の交流を促す仕掛けを随所に取り入れ、新しい技術・知識の融合から生まれる「オープンイノベーション」を推進するとともに、海外拠点の技術者がダイキンのDNAやものづくりを学ぶ「育成の場」としても機能させ、"協創"イノベーションの実現をめざします。【TICの特長】 TICは、人・知識・情報が循環する"ナレッジフロー構造"を採用し、機能別に3つのゾーン「テーマ実行ゾーン」「テーマ創出ゾーン」「オープンゾーン」から構成されます。 (1)「テーマ実行ゾーン」は、1,000人の技術者が一堂に会する「スタジアム型大空間オフィス」と、それを取り巻く世界最高レベルの実験設備を備えた「ガラス張り構造の見える実験室」で構成します。 オフィスと実験室の距離を最短にして開発状況を"見える化"することで、技術者同士のコミュニケーションと協創を誘発し、開発スピードを最大限に加速することをめざします。 (2)「テーマ創出ゾーン」は、技術者が、社内外の情報から刺激を受け、異分野の技術者や外部の専門家との議論に没頭することから生まれるイノベーション創出を狙いとしています。そのためにバリエーション豊かな討議室や外部有識者専用の個室を設けています。利用者間のコミュニケーションを促進する空間と、個々の技術者が集中力を高められる空間、自らのテーマに専念できる空間をバランス良く設けることで、新たな研究開発テーマが生まれやすい協創環境を提供します。 (3)社外とのオープンイノベーションを促進する「オープンゾーン」では、お客様や大学など様々な来訪者へのソリューション提供によりシーズとニーズの融合を図る「ショールーム」、技術展示などの情報発信により社内外のコミュニケーションを促進する「知の森」、1,600人の技術者が一堂に会し異なる世界に触れ視野を広げる「大ホール」を有しています。【世界最高レベルの実験設備】 TICは、技術開発の中核施設として、世界最高レベルの実験設備を備えることで「世界一の技術開発環境」をめざします。「高低差100mの空調試験塔」<空調では世界トップクラス>・ビル用マルチエアコンの高低差試験を行う試験塔としては国内最高レベルとなる高さで、エアコンの実際の設置条件を再現することで、製品の信頼性の向上を図ります。「世界中の環境(−40℃〜+60℃の外気温、日照、風雨など)を再現する、家一軒がまるごと入る環境試験室」<世界有数>・空調メーカーとしては世界有数の設備。グローバル各市場での設置条件を再現することで、信頼性の向上を図ります。また、住宅まるごとでの実験を可能にすることで、新たな空間価値創造の実証実験を促進していきます。「グローバル各市場のノイズ規制に対応するため、室内機・室外機の"電磁ノイズ"を同時に計測できる電波暗室」<日本初>・特殊形状のターンテーブルの設置により、室内機・室外機を同時に回転させながらノイズを測定することが可能となったため、グローバル各市場での規制に、よりスピーディに対応できます。以 上
 
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