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■住友金属/現代重工業殿向け厚鋼板出荷累計500万トン達成と同社への厚鋼板輸送専用RORO船就航
現代重工業殿向け厚鋼板出荷累計500万トン達成と同社への厚鋼板輸送専用RORO船就航について

 当社は、2月18日、世界最大の造船メーカーである現代重工業株式会社(本社:大韓民国 蔚山市、社長:李 載星、以下 現代重工業)殿向けの厚鋼板出荷が累計で500万トンを達成しました。現代重工業殿とは、1972年に造船用厚鋼板の取引を開始しました。1984年には海洋構造物向けハイエンド厚鋼板を初納入し、それ以来現在までに、海洋構造物向けにも約50万トン(500万トンの内数)を納入しています。
 併せて、同日、当社鹿島製鉄所と現代重工業 蔚山(ウルサン)造船所を結ぶ、日本初となる厚鋼板輸送専用RORO船(*)が就航しました。RORO船は、従来のクレーンによる荷役の必要な船と比較して、輸送効率化が上がります。鹿島港専用に現代重工業殿にて設計・建造されたRORO船の就航で、当社と現代重工業殿との取引関係をより強固なものとしていきます。



1.厚鋼板輸送専用RORO船について

 
(1)建 造

現代重工業

 
(2)船 主

イルシン海運

 
(3)船 名

Ilshin Polaris Royal

 
(4)仕 様

全長142m、全幅26.6m、総トン数13,000トン 

 
(5)積載量

約5,500トン

 
年間50往復する予定です。当社の現代重工業殿向け厚鋼板の約70%を輸送します。

 
 
 
 

2.記念式典について

 
(1)日 時

2011年2月18日(金) 14:30~16:30

 
(2)場 所

鹿島製鉄所

 
(3)出席者

現代重工業
李社長、金副社長

 
 
 
住友商事 
加藤社長、荒井専務

 
 
 
当  社   
友野社長、本部副社長、三木専務、奥田専務、柳川常務、 清水常務


他 計24人

 

 


以 上

 *RORO船:(Roll-on/Roll-off ship) 荷物を積んだ車両が船内に自走して出入りすることで、フェリーのようにクレーンを使わずに荷役ができる船のことです。Roll-on/Roll-off shipの略でRORO船と呼ばれます。 今回の船は、厚鋼板を積載する専用カセットを専用台車で荷役する設計で、鹿島港の岸壁高さに合わせたランプウェー(船と岸壁とを橋渡しする設備)を備えています。

 RORO船導入による輸送効率化について





従来船

RORO船

 (1)積載量
 約3,000トン
 約5,500トン

 (2)1サイクル時間 (A+B)
 約12日
 約7日

  A 荷役時間(積み降ろし)
  (約6日)
  (約1日)

  B 航海時間(往復)
  (約6日)

  (約6日)
   ※積載量が増えても、航海時間は変わりません。

   (3)年間輸送量

 約275,000トン/年
 (約3,000トン×92往復)

 約275,000トン/年
  (約5,500トン×50往復)

 (4)必要隻数
 3隻
 1隻
 
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