ｷｮｰﾘﾝ製薬ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／環境衛生事業へ参入｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■ｷｮｰﾘﾝ製薬ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／環境衛生事業へ参入

ｷｮｰﾘﾝ製薬ｸﾞﾙｰﾌﾟにおける環境衛生事業への参入について　ｷｮｰﾘﾝ製薬ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ株式会社（本社：東京都千代田区､代表取締役社長山下正弘）は､ﾍﾙｽｹｱ領域における新規事業として環境衛生事業に新規参入することにいたしました｡１．環境衛生事業参入に至るまでの経緯　人々のﾗｲﾌｽﾀｲﾙが変化し健康に対するﾆｰｽﾞも多様化する中､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは新中期経営計画｢ＨＯＰＥ１００－ｽﾃｰｼﾞ１－｣（２０１０～２０１５年度）におきまして､ﾍﾙｽｹｱ領域における新規事業の創出を掲げ､ﾍﾙｽｹｱ事業での多核化を通じ､医薬品事業のﾘｽｸ補完とｸﾞﾙｰﾌﾟの持続成長を目指しています｡　このような方針の下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは環境感染の制御を通じて､医療ﾆｰｽﾞ･健康に貢献すべく環境衛生事業に積極的に取り組むことにいたしました｡２．環境衛生事業について　当社ｸﾞﾙｰﾌﾟの考える環境衛生とは､健康や疾病の問題に､人間を取り巻く環境からｱﾌﾟﾛｰﾁし､人間に有害な影響を及ぼす環境を改善することによって健康の維持･増進を図ることにあります｡　今般､環境衛生事業の第一弾として､新薬事業等において感染症領域でのﾌﾟﾚｾﾞﾝｽを持つ当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは医療機関､介護施設､公共施設等における空間浄化を目的とする｢ﾐﾙﾄﾝｴｱｸﾘｰﾅｰｷｮｰﾘﾝ｣および専用ｹﾞﾙを新発売します｡　当事業の推進におきましては､製品の製造を杏林製薬（株）が､販売をｷｮｰﾘﾝﾒﾃﾞｨｶﾙｻﾌﾟﾗｲ（株）（（株）杏文堂の社名変更）が行います｡主要な販売先である医療機関等では､医療分野での実績とﾉｳﾊｳを有する杏林製薬（株）との連携により有効性や安全性を証明するｴﾋﾞﾃﾞﾝｽに基づいた普及を推進し､採用先の拡大を図ります｡また､杏林製薬（株）が１９９８年より販売する哺乳びん､器具などの消毒･殺菌剤｢ﾐﾙﾄﾝ｣のﾌﾞﾗﾝﾄﾞ名を冠することで､ﾐﾙﾄﾝﾌﾞﾗﾝﾄﾞを活用した早期の事業拡大を目指します｡　なお､新規事業への参入にあたりｷｮｰﾘﾝﾒﾃﾞｨｶﾙｻﾌﾟﾗｲ（株）の増資を行い､財務基盤を強化して取り組みます｡３．新製品について　（１）新製品の概要　参考資料をご参照ください　（２）新製品の販売開始　２０１１年４月　（３）連結売上高への影響ないし今後の見通し　　　　今後の見通しは､中長期的な当該製品の売上高の増加に伴い当社の業績向上に寄与するものと予想しております｡業績への影響は､今後の販売実績を注視し詳細が明らかに成り次第､お知らせします｡４．（株）杏文堂の商号変更　（１）新商号：ｷｮｰﾘﾝﾒﾃﾞｨｶﾙｻﾌﾟﾗｲ株式会社（英文名：ＫＹＯＲＩＮ　Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｓｕｐｐｌｙ　Ｃｏ．，Ｌｔｄ．）　（２）変更日：２０１１年４月１日５．（株）杏文堂の増資　（１）増資する子会社の概要　　　　商　号　株式会社杏文堂（社名変更後：ｷｮｰﾘﾝﾒﾃﾞｨｶﾙｻﾌﾟﾗｲ株式会社）　　　　代表者　代表取締役社長　金井　覚　　　　所在地　東京都新宿区西新宿六丁目２５番１３号　　　　主な事業　販売促進･広告の企画､制作等　　　　資本金　４８８百万円（増資後）　　　　大株主　ｷｮｰﾘﾝ製薬ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ株式会社１００％　（２）増資の目的　　　　自己資本の充実による財務基盤の強化を図るため､２０１１年３月に９５２百万円の増資を行い､親会社である当社はその増資の全額を引き受けます｡