丸紅／豪州の産業用水処理ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ大手へ出資参画｜物流ﾆｭｰｽ

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■丸紅／豪州の産業用水処理ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ大手へ出資参画

豪州の産業用水処理ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ大手Ｏｓｍｏｆｌｏ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ　Ｐｔｙ　Ｌｔｄ．へ出資参画する件　丸紅株式会社（以下｢丸紅｣）は､豪州の海水淡水化･産業用水処理ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ会社であるＯｓｍｏｆｌｏ　Ｈｏｌｄｉｎｇｓ　Ｐｔｙ　Ｌｔｄ．（以下｢Ｏｓｍｏｆｌｏ社｣）の株式４０％を取得することで既存株主と合意し､契約調印致しました｡　Ｏｓｍｏｆｌｏ社は１９９１年に豪州ｱﾃﾞﾚｰﾄﾞにて設立され､豪州内外において約３００の水処理ﾌﾟﾗﾝﾄを納入した実績を有すると共に､現在約２００の水処理ﾌﾟﾗﾝﾄの運転管理も行っております｡　Ｏｓｍｏｆｌｏ社は逆浸透膜（ＲＯ膜）等膜技術を活用した海水淡水化･産業用水処理ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ分野に強く､特に､石炭や鉄鉱石をはじめとする鉱山資源開発や天然ｶﾞｽ､ｺｰﾙｼｰﾑｶﾞｽ等石油･ｶﾞｽ開発が活発に行われている豪州においては､これらの開発に伴い､産業用水の需要及び開発過程で発生する産業排水の処理需要が増大してきており､同社は豪州の産業用水処理分野においてﾄｯﾌﾟｼｪｱを有しています｡　丸紅は､Ｏｓｍｏｆｌｏ社を豪州内外における産業用水処理分野での戦略的ｺｱ会社と位置付け､豪州における水処理市場に参入するのみならず､Ｏｓｍｏｆｌｏ社の培ってきた技術力を活用し､膜技術を活用した産業用水処理分野における取り組みを中南米等の資源国や海水淡水化の需要が見込まれる中東･中国へ展開を進めてまいります｡　また､当社出資の水事業会社であるＡｇｕａｓ　Ｎｕｅｖａｓ（ﾁﾘ）や安徽国禎環保（中国）､さらには丸紅ｸﾞﾙｰﾌﾟにて展開している発電事業､ｴﾈﾙｷﾞｰ･資源開発事業等とのｼﾅｼﾞｰを図り､事業拡大を図ります｡　丸紅は､水関連分野を｢ｲﾝﾌﾗ｣｢資源｣｢生活｣｢環境｣の重点配分分野全てに関わる重要な事業として位置付けており､１００兆円規模へと成長が予想される水市場において今後３年間での世界ﾄｯﾌﾟ１０入りを目指し､今後も積極的に事業展開に取り組んでいきます｡＜＜Ｏｓｍｏｆｌｏ社概要＞＞　設立：１９９１年　所在地：ｱﾃﾞﾚｰﾄﾞ､ｵｰｽﾄﾗﾘｱ　代表者：Ｍｒ．Ｍａｒｃｕｓ　Ｊｏｈｎ　Ｆａｂｉｇ　従業員：約１５０名　株主：Ｓｈｉｎｅ　Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔｓ　Ｐｔｙ　Ｌｔｄ．　６０％､丸紅　４０％