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■東海汽船/経常利益は前年比38・7%増(平成22年12月期 決算短信)
平成22年12月期 決算短信
単位・百万円
         売上高      営業利益  経常利益 四半期純利益22年12月期 10,772 0.8     447 55.7  461 38.7   225 △1.221年12月期 10,689 △11.2  287 228.2  333 275.9  228 604.2
(略)
(1) 経営成績に関する分析
@当連結会計年度の経営成績
当連結会計年度におけるわが国の経済は、新興国の需要拡大が下支えする中、企業業績の改善が進み、回復傾向が見られましたが、一方で依然として厳しい雇用情勢やデフレが続く上に、円高の進行や政策効果の息切れにより年後半は景気が停滞するなど、全体としては回復感の乏しい状況でありました。このような状況のもと、当社グループは、基本理念である「安全運航」の徹底、「良質のサービスの提供」に努めるとともに、旅客部門は、「大島椿まつり」・「東京湾納涼船」の集客活動、ツアー商品の造成、ジェットフォイルのチャーター営業および臨時航路の充実など営業活動の強化に取り組んでまいりました。また、貨物部門では、引き続き各島関係会社、代理店との連携を強化し、迅速な営業活動に努めました。この結果、当連結会計年度の売上高は、原油価格の上昇に伴い燃料油価格変動調整金の増加も加わり、107億7千2百万円(前期106億8千9百万円)となりました。一方、費用面では、船舶燃料費の増加があったものの、燃料消費の効率化や配船の合理化などに努めました結果、船舶減価償却費の大幅な減少もあり、営業利益は4億4千7百万円(前期営業利益2億8千7百万円)となりました。また、経常利益は借入金に関する支払利息の減少などにより4億6千1百万円(前期経常利益3億3千3百万円)となりました。これに特別損益と税金費用などを計上した後の当期純利益は2億2千5百万円(前期純利益2億2千8百万円)となりました。また、個別につきましては、売上高88億9千1百万円(前期86億7千7百万円)、営業利益3億3千1百万円(前期営業利益2億1千8百万円)、経常利益3億4千1百万円(前期経常利益2億1千7百万円)となり、特別損益と税金費用計上後の当期純利益は1億5千9百万円(前期純利益1億1千2百万円)となりました。
セグメント別概況≪海運関連事業≫当事業のうち旅客部門は、第2四半期までは天候不順による旅客数の伸び悩みがありましたが、第3四半期以降に「伊豆大島旅館クーポン」・「裏砂漠を島民と歩く」・「日帰りウォーキング大島・三原山&温泉コース」・「山と海の恵みをたのしもう島ガール」などの企画商品の販売や「三宅島エンデューロレース」などのイベントによる集客にも注力いたしました結果、天候にも恵まれ、全航路での年間旅客数は前年と同じ80万3千人(前期80万3千人)となりました。尚、「東京湾納涼船」は12万人の目標を達成いたしました。一方、貨物部門においては、一部の島において生活関連や工事関連品目の輸送が増加したことにより、貨物取扱量は全島で33万4千トン(前期31万8千トン)となりました。この結果、当事業の売上高については、燃料油価格変動調整金の収入増も加わり、79億6百万円(前期78億3千8百万円)となりました。一方、費用面では、船舶燃料費が増加いたしましたが、燃料消費の効率化および配船の合理化に船舶減価償却費の大幅な減少が加わり、営業利益は9億7千3百万円(前期営業利益8億2千7百万円)となりました。≪商事料飲事業≫当事業においては、商事部門の燃料油価格の上昇や料飲部門における「東京湾納涼船」の乗船客数が伸びたことに伴い、売上高は16億4千6百万円(前期16億6百万円)、営業利益は1億2千5百万円(前期営業利益1億1千9百万円)となりました。
≪レストラン事業≫東京湾周遊のレストランシップ事業は、団体利用客の減少により、全クルーズでの利用客数は11万6千人(前期11万9千人)となりました。売上高9億2千7百万円(前期9億3千9百万円)となりましたが、費用面で人件費をはじめとするコスト削減に努めました結果、営業利益は8百万円(前期営業損失1千6百万円)となりました。
≪ホテル事業≫大島温泉ホテル事業は、椿まつり期間中の利用客は減少しましたが、その後「夏休み特別企画!」など家族向け商品の販売促進に注力した結果、売上高は2億2千9百万円(前期2億2千4百万円)となりました。一方、客室の整備にかかる費用が増加し、営業利益は0百万円(前期営業利益6百万円)となりました。
≪旅客自動車運送事業≫大島島内のバス部門は、第1四半期における団体利用客の減少がありましたが、大島町の定期路線バスに対する支援により、売上高は2億3千4百万円(前期2億3千2百万円)となりました。費用面では車両関係費用などの増加があり、営業損失1千5百万円(前期営業利益0百万円)となりました。
 
≪その他の事業≫当事業は、ジェットフォイル3隻の整備を中心とした船舶修理事業です。売上高は1億5千8百万円(前期1億6千万円)、営業損失2百万円(前期営業利益4百万円)となりました。
A次期の見通し今後のわが国の経済は、企業の生産・販売活動は回復基調で推移しておりますが、国内のデフレや厳しい雇用情勢および原油価格の上昇懸念など先行き不透明な状況が続いております。このような状況のもと、当社グループにおきましては、更なる営業の拡充およびコストの削減に引き続き取り組んでまいります。このようなことから、次期の連結業績見込みは、売上高111億円、営業利益3億円、経常利益3億3千万円、当期純利益1億8千万円を予想しております。また、個別業績見込みは、売上高92億円、営業利益1億9千万円、経常利益2億1千万円、当期純利益1億2千万円を予想しております。
(略)
 
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