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■三井物産/豪州ウッドチップ加工会社と植林事業会社を買収
豪州ウッドチップ加工会社と植林事業会社を買収 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、豪州子会社の三井物産ウッドチップ・オセアニア社(メルボルン、以下「MWO社」)を通じ、同国西オーストラリア州でウッドチップ加工・輸出を手掛けるハンソル・ピー・アイ社(以下「HPI社」)及び、植林事業を行っているグレート・サザン・ティンバー・ホールディングス社(以下「GSTH社」)の全株式を取得致しました。これにより、三井物産は単独で植林事業からウッドチップ加工・輸出までのバリューチェーン型ビジネスを展開できる体制を確立しました。 HPI社は、州都パースに本社を置くウッドチップ加工・輸出会社で、パースから南へ約200キロメートルにあるバンバリーに加工工場を持ち、国際的に評価の高いFSC(※)森林認証材のウッドチップを日本の複数の製紙会社に供給しています。また、GSTH社はバンバリーにおいて約1万4千ヘクタールのFSC森林認証を得たユーカリの植林事業を展開しています。 三井物産は、ヴィクトリア州ポートランドに地元企業との合弁でウッドチップ加工・輸出会社を保有しています。今回のHPI社とGSTH社の株式取得を契機として、世界最大のウッドチップ供給国である豪州での事業基盤のさらなる強化を目指します。 持続可能な植林資源を原料とするウッドチップに対する需要は、アジア諸国の経済成長並びに環境対応のバイオマス用途として、今後ますます拡大すると予想されています。 三井物産は本事業を通じて、世界最大のウッドチップ供給国である豪州を基点とし、環境に配慮した製紙原料を供給し、日本国内を中心に製紙業界の安定的な資源調達に寄与してまいります。※:FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会) 1993年、環境団体や木材を扱う企業などが共同で発足させた、国際的な統一的森林認証制度を運営する非営利国際会員制組織。FSCは、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を推進することを目的とした森林認証制度を設置し、森林の管理や伐採が、環境や地域社会に配慮して行われているかどうかを信頼できるシステムに照らし合わせて、独立した第三者機関が評価し、認証している。このような森林から生産された木材や木材製品に、FSCのロゴマークをつけて市場に幅広く流通させ、消費者がこの環境配慮型の商品を購入することで、消費者も森林保全に間接的に関与するといった、森林管理者から、木材・木材製品の消費者に至るさまざまな関係者を一体化する仕組みを通じて、世界的・持続的な森林の保全と利用を推進している。(FSCジャパンホームページより一部抜粋)
 
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