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■クラレ/欧州におけるポバール樹脂生産設備を増設 |
ニュースリリース 2011年 〜欧州市場での需要拡大に対応〜欧州におけるポバール樹脂生産設備の増設について〜24,000トン/年の増強により、総生産能力を94,000トン/年に拡大〜 2011年1月14日株式会社クラレ 株式会社クラレ(社長:伊藤 文大、本社:東京都千代田区、以下クラレ)は、欧州現地法人クラレヨーロッパ(クラレ100%出資子会社、所在地:ドイツ・フランクフルト、以下KEG)のポバール樹脂生産設備増設を決定しましたのでお知らせします。具体的内容は以下の通りです。 設備増設の背景 欧州市場におけるポバール樹脂の需要が拡大しており、これに対応し安定供給体制を維持するために生産設備の増設が必要と判断しました。 設備増設の概要 KEGのポバール生産設備外観 場 所 ドイツ・フランクフルト 生産能力 今回増設分 24,000トン/年既存設備分 70,000トン/年増設後計 94,000トン/年 投資額 約58百万ユーロ(約70億円) ※ 稼働時期 2013年度 第1四半期の予定 ※ 投資額には増設工事と同時に実施する省エネなど合理化工事の費用を含みます。 KEGの会社概要 社 名 Kuraray Europe GmbH 資本金 31百万ユーロ(クラレ 100%出資) 社 長 Dr. Matthias Gutweiler(マティアス・グトヴァイラー) 本 社 ドイツ・フランクフルト 事業内容 ポバール樹脂、PVB(ポリビニルブチラール)樹脂およびフィルムの生産販売、繊維製品、化成品、歯科材料の輸入および販売 従業員数 約600名 【ご参考】 1.ポバール樹脂について ポバール樹脂は、1950年にクラレがビニロン繊維の原料として世界で初めて工業化した合成樹脂であり、水溶性などの特性を生かして、紙加工剤、接着剤、繊維糊剤などに広く使われています。また液晶ディスプレイの基幹部材である偏光フィルムのベースとなる光学用ポバールフィルムとして、世界的に高いシェアを有しています。さらに、ポバール樹脂を原料として作られるPVB(ポリビニルブチラール)樹脂は、塗料・インク・セラミックのバインダーなどに使用されるほか、フィルム状に加工されたPVBフィルムは、建築用窓ガラスや自動車フロントガラスの破損・飛散を防止する安全ガラス用中間膜を始め、近年は太陽光発電パネルの封止材向けにその用途を広げています。 なお、KEGで生産・販売している製品の商標名は以下の通りです。 製 品 商標名 ポバール樹脂 <モビオール> PVB樹脂 <モビタール> PVBフィルム <トロシフォル> 2.クラレグループの地域別 ポバール樹脂 生産能力(年産) クラレ 岡山事業所・新潟事業所 124,000トン クラレアジアパシフィック(シンガポール) 40,000トン KEG 70,000トン ※ 計 234,000トン ※ 今回の増設により94,000トンになる予定です。 |
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