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■商船三井/船舶エネルギー効率マネージメントプラン(SEEMP)を策定しタンカー船隊にて運用開始



船舶エネルギー効率マネージメントプラン(SEEMP)を策定し、タンカー船隊にて運用開始 〜船舶からのCO2排出量削減への取り組み〜

 


 当社は、船舶の運航において、安全運航および運航スケジュールを確保しながらもCO2排出量削減のために最も効率的な運航方法(減速、海流・気象を考慮した最適ルート選定、適切なメンテナンスなど)をとるように、「船舶エネルギー効率マネージメントプラン(SEEMP:Ship Energy Efficiency Management Plan)」を策定し、運用を開始しました。 まずは本年1月1日から当社油送船部門のインハウス船舶管理会社であるMOL Tankship Management (Europe) Ltd.とMOL Tankship Management (Asia) Ltd.の管理船舶全船に、SEEMPを備え、PDCAサイクルを回して、より一層のエネルギー効率の継続的改善を図ります。 このSEEMPの効果を検証するための指標として「1トンの貨物を1マイル輸送するにあたり、実際の船の運航で排出されたCO2グラム数」を示す「エネルギー効率運航指標(EEOI:Energy Efficiency Operational Indicator)」を設定しました。当社および本船ではEEOIを自己モニタリングしつつ、CO2排出量削減目標を立て、SEEMPの計画に従ったエネルギー効率の改善を追求していきます。
 SEEMPは、昨年10月に開催された国際海事機関第61回海洋環境保護委員会において船上備え付け義務化が基本合意されました。またオイルメジャーなどで構成されるOCIMF(Oil Companies International Marine Forum)においても「エネルギー効率と燃料管理(Energy Efficiency and Fuel Management)」というガイドが発行され、SEEMP同様にタンカーにおけるエネルギーの効率的管理が求められています。
 当社では一昨年来、低環境負荷の次世代船構想「船舶維新」プロジェクトを推進し、CO2 削減技術の開発・導入に積極的に取り組んでいます。また、現在当社が運航している既存船舶においても、これまで様々な環境負荷低減活動に取り組んで参りましたが、このたびタンカーを皮切りに導入するSEEMPを今後全船種に展開することにより、この取り組みをさらに強化します。これにより、当社中期経営計画「GEAR UP! MOL」で掲げました「輸送単位当たりのCO2排出量を2015年度までに2009年度比10%削減」という目標の達成を目指し、安全でエネルギー効率の高い船舶の運航を実現します。
 
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