日立造船／AE&E Inova AG の株式を取得し､子会社化｜物流ﾆｭｰｽ

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■日立造船／AE&E Inova AG の株式を取得し､子会社化

AE&E Inova AG の株式の取得（子会社化）に関するお知らせ
当社は､AE&E Inova AG（所在地：ｽｲｽ）の株式を取得し､子会社化することを決定しましたので､下記のとおりお知らせいたします｡
記
１．株式の取得の理由今般､当社が株式を取得し､子会社化するAE&E Inova AG（以下｢Inova 社｣といいます｡）は､当社が､昭和35 年に､ﾃﾞﾛｰﾙ式ごみ焼却炉の技術導入を受けたﾌｫﾝ･ﾛｰﾙ社（当時）を前身としており､以後､当社は､本導入技術をもとに､日本市場等において多数のごみ焼却施設を受注･建設するとともに､両社の技術提携関係のもと､燃焼･排ｶﾞｽ処理､熱回収等に係る技術の相互開発に努め､当社およびInova 社は､日本､欧州のそれぞれにおける廃棄物処理施設市場において､確固たる地位を築いてまいりました｡こうした中で､今般､Inova 社を実質的に所有する持株会社であるA-TEC ｸﾞﾙｰﾌﾟの破綻を受けて､同ｸﾞﾙｰﾌﾟ管財人により､Inova 社の事業継続を前提とした同社株式の売却が実施されることとなったため､当社としましても､今後の当社環境事業の発展に大きく資するものであるとの判断の下､これに応じて､Inova 社の全株式を取得し､完全子会社化することとしたものであります｡当社は､現在､中国市場を中心に､廃棄物処理施設事業の海外展開を加速しておりますが､一方､欧州市場におきましては､埋立処理から､熱回収に力点を置いた焼却処理へと需要が変化しており､廃棄物処理施設市場の一層の伸張が見込まれる状況にあります｡こうした市場環境のもと､当社としましては､Inova 社を傘下に持つことで､欧州市場を確保し､さらには全世界ﾏｰｹｯﾄを視野に入れた事業展開を図っていく所存であり､また､Inova 社の有する技術･ｴﾝｼﾞﾆｱﾘﾝｸﾞ力は､当社の長年培った技術との相乗効果により､今後の廃棄物処理事業の伸張､技術優位性の確立に大きく貢献するものであると考えており､今後とも､廃棄物処理事業を通じて､豊かな地球環境と社会基盤づくりに貢献してまいりたいと存じます｡
（略）