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■三菱電機/福山製作所 遮断器生産ライン生産能力を拡大
ロボットセルを活用した最新鋭生産ラインを稼働
三菱電機 福山製作所 遮断器生産ライン生産能力拡大


 三菱電機株式会社は、福山製作所(広島県福山市)の新形ノーヒューズ遮断器・漏電遮断器WS-V(World Super V)シリーズの生産ラインを最新鋭のロボット85台を活用して構築し、2011年1月より本格的に稼働を開始します。このロボットセルラインでは、これまで自動組み立てが困難であった機構部も含め、全工程の自動化を実現しました。今回の本格稼働に伴い、製品の短納期化を図るとともに生産能力を年間300万台から480万台へ高め、お客様のニーズにお応えしていきます。


 
 

ロボットセルライン導入の狙い

 お客様ニーズの多様化、高度化に伴い、製品力のより一層の強化やリードタイム短縮が求められる中、グローバル化や円高を背景に国内製造業の海外進出が加速しています。国内のモノ作りで、海外メーカーを含めた競合他社に打ち勝つためには、徹底的な生産性向上と短納期化、品質向上を追求し、生産革新を図る必要があります。
 当社は、2010年1月にグローバル規格に対応した新形ノーヒューズ遮断器・漏電遮断器WS-Vシリーズを市場投入したのを契機に、生産ラインを最新のFA(工場自動化)機器を結集した最新鋭のラインで構築することとしました。このロボットセルラインには、高速大容量のデータ通信でFA機器の連携を強化する当社の「iQ Platform(アイキュープラットフォーム)」を適用したロボットをはじめ、シーケンサ、インバーター、遮断器、計測機器などを多数使用して、生産革新を実現しました。

ロボットセルラインの特長




1.
最新のFA機器を使用・ iQ Platform対応多関節型ロボットを85台導入・ 安全シーケンサによるフェールセーフ機能や自己診断機能により、生産ラインを安全制御・ MELSEC-Qシリーズ電力計測ユニットの導入により、リアルタイムにエネルギーを把握



2.
一貫生産ラインでリードタイムを短縮・ 複雑な機構部組立から総組立までの一貫生産により、リードタイムを5日から1日に短縮・ 個々の製品に張り付けたバーコードにより、小ロット多サイクル生産に対応・ 垂直多関節型ロボットの活用により、約40%の省人化と省スペース化を実現



3.
省エネと生産性向上を両立・ 生産情報とエネルギー情報をきめ細かく原単位管理し、省エネと生産性向上を両立・ バーコードを活用して個々の製品のデータを収集し、品質を向上
 
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