ｾﾝｺｰ／ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ大賞で国土交通大臣賞を受賞｜物流ﾆｭｰｽ

ﾆｭｰｽ　

用語　

ｾﾐﾅｰ

■ｾﾝｺｰ／ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ大賞で国土交通大臣賞を受賞

ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ大賞で国土交通大臣賞を受賞～樹脂製品物流の環境負荷と品質向上を実現～

ｾﾝｺｰ株式会社（以下､ｾﾝｺｰ）は､財団法人地球･人間環境ﾌｫｰﾗﾑが主催する｢第7 回ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ大賞｣のｴｺｻｰﾋﾞｽ部門において､国土交通大臣賞を受賞､12 月9 日に表彰を受賞しましたので､お知らせ致します｡｢ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ大賞｣は､わが国における環境負荷の低減に配慮した製品･ｻｰﾋﾞｽ(｢ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ｣)の振興と発展を図る目的で､2004 年から実施されている顕彰制度です｡ｾﾝｺｰでは､主力ｻｰﾋﾞｽのひとつであるｹﾐｶﾙ物流において､｢ﾊﾞﾙｸｺﾝﾃﾅ物流ｼｽﾃﾑ｣を構築｡従来､紙袋やﾌﾚｺﾝで取り扱われていた樹脂原料の粉体･粒体の物流を見直し､輸送中のCO2 を従前の約半分に削減し､廃棄となる包装資材を削減しました｡この取り組みが評価され､このたび､第７回ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ大賞｢ｴｺｻｰﾋﾞｽ部門｣において､国土交通大臣賞を受賞したものです｡一般に､樹脂原料の粉体･粒体は､ﾄﾗｯｸによる長距離輸送が主体であり､CO2 排出など､環境負荷が大きく､また､紙袋やﾌﾚｺﾝ荷姿で取り扱われることから､工場への材料投入の過程で異物の混入､ﾌﾚｺﾝの管理･回収が困難であるという課題を抱えていました｡ｾﾝｺｰが長年のｹﾐｶﾙ物流の経験を活かし､2006 年に開発､ｻｰﾋﾞｽを開始した｢ﾊﾞﾙｸｺﾝﾃﾅ物流ｼｽﾃﾑ｣は､独自開発のISO 規格の20 ﾌｨｰﾄﾊﾞﾙｸｺﾝﾃﾅを利用して､ﾓｰﾀﾞﾙｼﾌﾄにより年間1,600tを超える輸送時のCO2 排出量削減を実現しました｡また､同ｺﾝﾃﾅの活用により､年間で約110 万枚の包装資材量と使用後の包装物の廃棄量を削減しています｡ﾊﾞﾙｸｺﾝﾃﾅは､特殊ﾄﾚｰﾗｰｼｬｰｼとの組み合わせでｺﾝﾃﾅ内部の粉体･粒体製品をﾄﾚｰﾗｰｼｬｰｼからそのままｻｲﾛに投入できるようになり､異物混入のﾘｽｸを除外しました｡さらに､紙袋･ﾌﾚｺﾝへの充填作業､保管作業等の工場内物流における作業を軽減し､物流費の効率化も実現しています｡ｴｺﾌﾟﾛﾀﾞｸﾂ大賞の授与式は､12 月9 日（木）､東京ﾋﾞｯｸﾞｻｲﾄ(東京都江東区)で行われ､弊社の福田社長が表彰を受けました｡
(略)