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■三菱重工コンプレッサ/海上生産貯蔵積出設備(FPSO)用CO2ガスコンプレッサを受注
三井海洋開発株式会社向け海上生産貯蔵積出設備(FPSO)用CO2ガスコンプレッサを受注洋上・環境・エネルギー分野へ積極的な販売を展開
 

 三菱重工コンプレッサ株式会社(MCO、社長:大崎裕章、本社:広島県広島市、三菱重工業が100%出資)は、米国ソーラー・タービン社(Solar Turbines Inc.)から、超大水深対応の浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出施設(FPSO)※1に搭載されるCO2ガスインジェクション用コンプレッサを受注した。ブラジルのペトロブラス社(Petroleo Brasileiro S.A.)が開発を進めるプレソルト層鉱区(Guara油田、ブラジル沖合)で石油・ガス増進回収に供されるもので、当社がFPSO向けのCO2ガスコンプレッサを受注するのは今回が初めて。納期は2011年3月の予定。
 今回受注したのは、三井海洋開発株式会社が建造するFPSO内に設置される洋上仕様のガスタービン駆動CO2ガス用コンプレッサ2式。ガス田の採掘に伴う随伴ガスから分離・回収されるCO2を、大気に放出することなく地中に再注入して石油・ガスを効果的に回収するためのもので、揺れの大きい不安定な洋上環境に対応できる構造設計が随所に採用されている。 このうち、ガスタービンは米国のソーラー・タービン社が製作し、MCO供給のコンプレッサとの組み付けを行った後、プロセス機器を含めてモジュール化されて、最終的にブラジル沖合の船上に据付けられる計画。 なお、今回の原油・ガス生産プラントの能力は原油生産12万バレル/日、ガス生産1億7,650万立方フィート/日、原油貯蔵160万バレル。運転開始は2012年末の予定。 MCOは本年4月に発足した三菱重工のコンプレッサ事業を担う専業会社。当社のコンプレッサ事業とアフターサービス事業を担当していた全額出資子会社を統合してスタートした新会社で、化学分野向けでトップクラスのシェアを持つ。また、資源・エネルギー分野向けはなお開拓の余地を残すが、現在、更なる事業拡大を目指している。 CO2ガスコンプレッサは、石油の増進回収(Enhanced Oil Recovery:EOR)※2のほか、CO2回収・貯留(CCS)などへも適用可能で、今後一層の成長が期待されるMCOの環境・エネルギー分野向け戦略商品となっている。今回の受注は、肥料プラントやCCS分野向けCO2ガス用コンプレッサでMCOが持つ豊富な納入実績が高く評価されたことによる。MCOは今後も、FPSO向け初受注となった今回の実績を弾みに、FPSOや固定式プラットフォームなどの海洋石油・ガス設備向け拡販に一層積極的に取り組んでいく。※1  浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出施設(FPSO)=Floating Production, Storage & Offloading System※2  石油の増進回収(EOR) =回収したCO2を油層に送り込んで、地下に残っている原油を効果的に回収する方法。通常行われている、    油層そのものが持つ圧力で原油を回収する方法では2?3割程度しか回収できなかった原油の回収率を飛躍的に高めることができる。
 
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