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■DHL/急速な成長を遂げている 市場規模30億ユーロのセクターに投資
DHL、急速な成長を遂げている 市場規模30億ユーロのセクターに投資


年間25%で成長するテクニカルサービスセクターに5,000万ユーロを投資
インドと中国での展開地域を2倍に拡大し、またシンガポールと日本でも事業を拡大
IT業界に精通するベテランをアジア太平洋地区のテクニカルサービス部門担当 バイスプレジデントに任命
マレーシアにDHL初のアジア・テクニカルサービスコンピテンシーセンターを開設貴社が使用しているラップトップメーカーのITヘルプデスクに次に問い合わせを行ったとき、お客様の質問に答える担当者はDHLの社員かもしれません。新しく携帯電話を購入された際、その端末のソフトウェアはDHLの社員によって設定された可能性があります。また、偽造製品が増加している中、詐欺師や疑うことを知らない消費者が不法な製品に対して正規のブランドオーナーからの保証を取り付けようとした場合、保証請求と製品の規格との照合を担当するDHLスタッフによって阻止されるかもしれません。DHLはテクニカルサービスへの取り組みを強化しており、したがってラップトップをメーカーのサービスセンターに持ち込んだ際にDHLのスタッフが対応しても驚かないでください。国際ロジスティクス業界のグローバルリーダーであるディー・エイチ・エル(DHL)は、最終的なコンフィグレーション(設定)から修理、アセットリカバリー(資産回復)まで 、30億ユーロを超える規模を持つアジア太平洋地区のサービスロジスティクスアウトソーシング市場でのシェア拡大に取り組んでいます。DHLのSupply Chain部門はサービスロジスティクスソリューション の一環であるテクニカルサービスを拡大するため今後5年間にわたって5,000万ユーロを投資すると発表し、また中国、インド、日本、およびシンガポールでの拡張計画を明らかにしました。DHLはまたIT業界に精通する第一人者をこのセクターのトップに任命し、テクニカルサービスに関するアジア初のコンピテンシーセンターを開設しました。このテクニカルサービスコンピテンシーセンターは20万平方フィートにおよぶマレーシアのペナンロジスティクスハブ内に置かれ、さらに高度な水準のテクニカルソリューションをお客様に提供します。
ロジスティクスの業界地図を変えるソリューションDHL Supply Chainアジア太平洋地区のCEOであるポール グラハムは次のように述べています。「この市場は年率25%で成長していると当社では推定しています。このうち特にテクニカルサービスと修理を中心とするサービスロジスティクスが総支出額の60%を占めています。このセクターへの当社の注力によって業界地図が変わります。アジア太平洋地区の42の国・地域を網羅するDHLの広大な展開規模とスケールを活かすことにより、当社は修理サービスを提供する企業とロジスティクスプロバイダーの間のギャップを埋めることのできる、ユニークな機会を得ています。」Express、Global Forwarding、およびSupply Chainと3部門からなる広範な拠点網 を基盤として、DHLはテクニカルサービスを含む包括的なエンド・ツー・エンドのサービスロジスティクスソリューションを構築することが可能です。DHLのサービスロジスティクスソリューションは、アジア太平洋地区の16カ所を超えるディストリビューションセンターと490カ所を超える現地保管ステーションのネットワークの上に築かれており、またお客様には、DHLがこの地域にすでに展開している1,500カ所におよぶ拠点もご利用いただけます。
地域全体での拡大:インドと中国では展開地域を2倍に拡大し、またシンガポールと日本でも事業を拡大中国やインドのような地理的に広大な市場においては、DHLが展開するサービスロジスティクスの対象地域拡大が中心となります。「DHLは中国では400カ所、インドでは470カ所でオペレーションを行っています。このうち中国の拠点の15%、インドでは40%がサービスロジスティクスに対応しています。今後3?5年の間にこの数字を倍増し、中国とインドでのサービスロジスティクス提供地域を拡大する予定です。DHLは中国におけるTier1およびTier2都市では最大のネットワークを持つマーケットリーダーであり、またTier3からTier5までの都市にもさらに浸透を図っていく計画です。」とポール グラハムは述べています。日本では270カ所の拠点においてオペレーションを行い、このうち約20%がサービスロジスティクスに対応しています。DHLは極めて質の高いテクニカルサービスを提供することによって業界の水準を高めようとしています。DHL Supply Chainアジア太平洋地区のサービスロジスティクスとテクノロジー担当シニアバイスプレジデントであるケリー モックは次のように述べています。「ハイエンドのIT製品には今でもメイドインジャパンと表示されています。世界最大級のハイテクブランドの浸透度が高い市場においてテクニカルサービスを提供し、世界が受け入れ始めたばかりのイノベーションを発展させるためには、さらに努力して、サービスの品質と専門ノウハウを高める必要があります。」シンガポールでは現在、欧州とアジア太平洋地区を対象としたサービスロジスティクスのための24時間体制のコールセンターを運営しています。DHLはシニアクラスの業界の専門家との協力体制の下、シンガポールを拠点としたAsia Pacific Center of Excellence for Solutions Developmentの開設を計画しています。このセンターの中心となるのは、ソリューションの構築に専念し、またお客様にコンサルタントサービスを提供する業界の専門家です。DHL Supply Chainアジア太平洋地区のテクニカルサービス担当バイスプレジデントには、IT業界において20年を超える経験を持つチュー ユー クォン (Choo Yew Kwong)を任命しました。ユー クォンはヒューレットパッカードとコンパックコンピュータアジアでの卓越した経歴をもってDHLに参加し、これらの大規模なIT企業において調達、ロジスティクス、在庫管理、およびアウトソーシングによる修理業務を含むエンド・ツー・エンドの部品サプライチェーンモデルの管理を経験してきています。
DHLのアジア初の総合的テクニカルサービスコンピテンシーセンターDHLがテクニカルサービスの分野で持つ能力は、アジア初の総合的テクニカルサービスセンターで披露されます。このセンターはマレーシア、ペナン州バヤンレパスにある20万平方フィートのペナンディストリビューションハブ内に置かれ、倉庫管理やスペアパーツ配送からスクリーニング、テスト、修理、およびアセットリカバリーを含むリバースロジスティクスまで、総合的なテクニカルサービスソリューションを提供することを目的として設計されています。この施設にはまた、アジア太平洋地区全体を対象として、保証の確認やスペアパーツの購入などのサービスを行うAuthorized Service Provider(ASP)管理チームも置かれます。大手コンピュータメーカーに代わり、DHLはラップトップからサーバーまでの高度な補修を顧客に提供する、テクニカルコールセンターを運営します。
 
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