三越伊勢丹ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／百貨店事業の組織を再編｜物流ﾆｭｰｽ

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■三越伊勢丹ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ／百貨店事業の組織を再編

三越伊勢丹ｸﾞﾙｰﾌﾟの百貨店事業に係る組織再編（吸収分割）のお知らせ　弊社の連結子会社である株式会社三越（以下､｢三越｣）は､本日開催の取締役会において､平成２２年４月１日を効力発生日（予定）として､下記のとおりｸﾞﾙｰﾌﾟ百貨店事業の組織再編を実施することを決定いたしましたので､お知らせいたします｡具体的には､三越の札幌･仙台･名古屋･広島･高松･松山･福岡･新潟の各地域における百貨店運営事業に係る権利義務を､新たに設立した地域事業会社､および新潟については株式会社新潟伊勢丹（以下｢新潟伊勢丹｣）に承継させる吸収分割（以下｢本吸収分割｣）を行うことを決定いたしました｡　なお､本吸収分割は､いずれも弊社の１００％子会社である三越と各地域事業会社との間で行う簡易吸収分割であることから､本吸収分割に係る開示については､開示事項･内容を一部省略して記載しています｡　　記１．　本吸収分割の目的　弊社は､平成２３年春までにｸﾞﾙｰﾌﾟの最適化を完了し､お客さまのご要望によりお応えできる体制を構築してまいります｡その一環である､百貨店事業に係る組織再構築の具体策として､本年４月１日（予定）をもって､三越の札幌･仙台･名古屋･広島･高松･松山･福岡･新潟の各店における百貨店運営事業を､平成２１年１０月１日に設立した弊社の１００％子会社である株式会社札幌三越､株式会社仙台三越､株式会社名古屋三越､株式会社広島三越､株式会社高松三越､株式会社松山三越､株式会社福岡三越､および新潟伊勢丹（以下８社あわせて｢各地域事業会社｣）に承継させることといたしました｡　本吸収分割によって､各地域事業会社に各店舗の運営権限を移譲することで､お客さまの要望を迅速な意思決定によって実現することが可能となり､これまで以上に地域に密着した営業体制を構築し､各地域に最適な営業施策の迅速かつ細やかな展開を推進してまいります｡そして､これらにより生み出した利益をお客さまや地域に還元し､より魅力的な店づくりのために活用することにより､"地域のお客さまに愛される､地域のお客さまにとっての｢ﾏｲﾃﾞﾊﾟｰﾄﾒﾝﾄｽﾄｱ｣"となることを目指します｡　また､併存する店舗の一体運営化のﾓﾃﾞﾙｴﾘｱと位置づけた新潟ｴﾘｱにおいては､三越新潟店の百貨店運営事業を新潟伊勢丹が承継することとし､これに伴って新潟伊勢丹は､平成２２年４月１日（予定）より｢株式会社新潟三越伊勢丹｣に商号を変更いたします｡三越･伊勢丹両店舗の一体運営化により､三越､伊勢丹それぞれのﾌﾞﾗﾝﾄﾞを生かした､競合に負けない魅力的な商業施設づくりを行ってまいります｡　また､後方部門の統合による物流費･賃借料の削減､共同取組による経費の有効活用など､単独の店舗ではなし得なかった店舗運営ｺｽﾄの大幅削減を実現いたします｡（略）