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| ■日本郵船/世界初!「氷海航行管理システム」で安全運航を強化 |
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世界初!「氷海航行管理システム」で安全運航を強化?船舶からの実況レポートを海氷予測に反映? 2010年2月22日日本郵船株式会社株式会社ウェザーニューズ 日本郵船株式会社(代表取締役社長:工藤泰三、本社:東京都千代田区)と株式会社ウェザーニューズ(代表取締役社長:草開千仁、本社:東京都港区)は「氷海航行管理システム」をロシア極東・サハリン向けLNG(液化天然ガス)輸送船を対象に導入し、システムの利用を本格的に開始いたしました。この「氷海航行管理システム」は、船舶から送られるリアルタイムの実況リポートを取り入れた世界初のシステムです。 ロシア極東やサハリンは豊富な天然資源に恵まれ、産出するLNGは海上輸送で日本に輸出されます。一方で、冬期間これらの地域に入出港する船舶は、海氷の状況によっては船体の損傷ばかりでなく、航行そのものができなくなることもあります。このため、航海計画から航海、荷役の可否判断にいたるまで、最新の正確かつ詳細な海気象情報を運航管理部門と船舶が共有することが必要になります。 日本郵船グループは、これらの海域を航行する船舶に多大な影響を与える海氷の状況を監視・把握し、船舶の安全運航を実現していくための「氷海航行管理システム」をウェザーニューズのIce Routingをもとにウェザーニューズと共同で開発・導入しました。 本システムは、日本郵船グループが既に導入している運航管理情報統一システム「NYK e-missions' 注1」上でモニタリングすることができます。「NYK e-missions'」は船舶(海)と運航担当者注2(陸)が海陸両側で気象・海象予測を常時モニタリングし、停泊地および航路上の将来のリスクを迅速に把握するシステムで、今回導入した「氷海航行管理システム」も同様に、海陸両側で常時モニタリングすることが可能です。 【氷海航行管理システムの特徴】 ? 衛星観測データをもとにした独自海氷予測モデル 最新の気象・海象情報と衛星観測データを基にしたウェザーニューズ独自の海氷予測モデルを利用し、氷の分布、密接度、厚さなどを解析し、2週間先まで予測する。海氷情報は1日1回更新される。 ? 船舶からの実況レポートを海氷予測に反映 船舶から送られる海氷の状況(Ice Report)がリアルタイムに海氷予測モデルに反映される。Ice Reportは陸上の運航管理者だけではなく、航行している当社グループの他の船舶とも共有できる。 日本郵船グループは今後も安全運航の支援に有効なシステムを積極的に導入・活用し、安全運航管理体制をより一層強化してまいります。 注1:2010年1月26日発表「日本郵船約680隻に運航管理情報統一システムを導入?停泊中も対象、陸・海で一貫モニタリング?」http://www.nyk.com/release/787/NE_100126.html 注2:陸上より運航船舶のスケジュール管理、動静把握を行う担当者。船が安全に、スムーズに航海できるようを船長と連絡を密にすると同時に、船の入出港、貨物の積み下ろしが遅滞なく行われるよう港の代理店の担当者とも連絡を取りスケジュール管理を行う。 NYK E-missions' 上の「氷海航行管理システム」 図 海氷予測モデルを用いた密接度予測 |
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