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■凸版印刷/ICタグの導入テスト施設「TOPPAN RFID LAB953」の機能を拡充
ICタグの導入テスト施設「TOPPAN RFID LAB953」の機能を拡充
〜 ICタグ製品の技術開発拠点と集約、導入テストや製品開発を効率化 〜

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:足立直樹、以下 凸版印刷)は、ICタグの導入テストを行う実験施設「TOPPAN RFID LAB953」を凸版印刷・朝霞工場内に移転するとともに、複数地区に分散していたICタグの技術開発拠点も同所に集約し、「TOPPAN RFID LAB朝霞」として再構築しました。
 これにより、実験施設を利用する企業へより質の高いテストソリューションを提供するとともに、技術開発業務の効率化を図ります。


 「TOPPAN RFID LAB953」は、物流分野での利用が期待されているUHF帯ICタグを中心に、導入時の利用環境に近い状態で評価、実装実験を行うため、2005年12月に凸版物流株式会社西が丘事業所の物流倉庫内に開設した施設です。

 UHF帯ICタグは通信距離が長い反面、電波の反射や幅広い指向性を持つなど、導入の際には経験とノウハウが必要とされます。同LABの開設以来、お客さまの実導入前の評価テストや官公庁の実証実験に活用され、利用件数も継続的に多く、実験ニーズは幅広い業種/分野にまたがっています。
 凸版印刷ではこれらのニーズを受け、凸版印刷朝霞工場内に「TOPPAN RFID LAB953」を移設し、実験スペースの拡大および、施設を充実します。あわせて複数地区に分散していたICタグの技術開発拠点を同所に集約し、事前導入試験環境と、自社の製品開発、試作、評価環境を一体化しました。
 これにより顧客ニーズに合わせたICタグ開発や最適なICタグ導入提案を行うとともに、ICタグの開発・試作と評価環境の統合でICタグ開発期間の短縮を図ります。

■「TOPPAN RFID LAB朝霞」概要
1)所在地: 埼玉県新座市野火止(凸版印刷株式会社 朝霞工場内)
2)主な設備
  ・国内主要RFID機器(UHF機器は現行機種を完備)
  ・読取機器設置什器(利用環境に合わせて提案可能)
  ・電波環境測定システム(自社開発)
  ・アンテナ試作システム
  ・インレイ試作機(実装機)
  ・各種電波測定/評価システム
  ・各種物性測定/評価機器  
 など

※「TOPPAN RFID LAB朝霞」は一般の方に公開していません。

以  上
 
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