佐川急便／｢受取人確認配達ｻｰﾋﾞｽ｣を開始｜物流ﾆｭｰｽ

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■佐川急便／｢受取人確認配達ｻｰﾋﾞｽ｣を開始

【佐川急便】安心･確実をお届けするｻｰﾋﾞｽ
｢受取人確認配達ｻｰﾋﾞｽ｣の開始について
携帯端末機へのﾊﾟｽﾜｰﾄﾞ入力で､宅配便の受取人様を確実に特定します（2007/10/22）

佐川急便株式会社では､この度｢受取人確認配達ｻｰﾋﾞｽ｣を10月21日より開始いたしました｡

ｲﾝﾀｰﾈｯﾄの普及に伴い､ｶｰﾄﾞによる犯罪やｵｰｸｼｮﾝなどを利用した犯罪が急増しており､各関連事業者様からは､ｾｷｭﾘﾃｨｰの強化と同時に安全な取引環境の確立が求められておりました｡配送方法においても例外ではなく､｢特定した受取人様のみに配達してほしい｣｢どのような方法で確認したのか？｣という受取人確認を求めるﾆｰｽﾞが高まっております｡

そこで今回､佐川急便がご提供する｢受取人確認配達ｻｰﾋﾞｽ｣は､受取人様を確実に特定する方法を提供することで､安心､安全にお荷物をお届けする業界初の宅配便ｻｰﾋﾞｽです｡
まず､お荷物の配達時に､受取人様から公的証書をご提示いただき伝票に記載されているお名前との照合を行います｡合わせて荷送人様から受取人様へあらかじめ連絡いただいているﾊﾟｽﾜｰﾄﾞを､ｾｰﾙｽﾄﾞﾗｲﾊﾞｰが携帯する端末機に入力して照会することで､二重のｾｷｭﾘﾃｨｰを確保し､安全性･確実性をご提供できるｻｰﾋﾞｽとなっております｡

ｻｰﾋﾞｽの概要は以下の通りです｡

（1）出荷人様と受取人様との間で､あらかじめﾊﾟｽﾜｰﾄﾞを設定していただく｡
（2）配達時に受取人様の住所･氏名が記載されている公的証書をご提示いただく｡
（3）公的証書に記載されている住所･氏名と､お荷物に記載されている住所･氏名を目視で確認｡
（4）住所･氏名の確認後､佐川急便の代金引換ｻｰﾋﾞｽ『e-ｺﾚｸﾄ』でも使用しているｶｰﾄﾞ決済専用端末機に入力｡
※ 公的証書の記載番号等､個人情報に係る情報の入力は行いません｡公的証書の氏名･住所と､お荷物に添付されている送り状に記載されている氏名･住所が一致しているかの確認結果のみの入力を行います｡

（5）あらかじめ設定していただいている､ﾊﾟｽﾜｰﾄﾞをお客様に入力していただく｡
（6）入力情報（ﾊﾟｽﾜｰﾄﾞ）の照合が取れた場合のみ配達させていただきます｡
※ 本ｻｰﾋﾞｽは通常の運賃ﾌﾟﾗｽ200円/個でご利用いただけます｡
※ 本ｻｰﾋﾞｽご利用にあたっては､出荷人様と佐川急便との間で､出荷ﾃﾞｰﾀｰを交換する必要があります｡

ｻｰﾋﾞｽにおける注意点

（1）確認する公的証書として有効な物は､運転免許証･健康保険証･ﾊﾟｽﾎﾟｰﾄ･年金手帳･外国人登録証のいずれか1点（現在有効な原本のみ､ｺﾋﾟｰは不可）
（2）設定可能なﾊﾟｽﾜｰﾄﾞは半角数字で30桁までとなります｡
（3）離島及び一部地域では､ｻｰﾋﾞｽの対応ができないところがあります｡
（4）荷物に記載されている住所以外への配達は不可（転送ｻｰﾋﾞｽはご利用いただけません）
（5）営業店止めｻｰﾋﾞｽはご利用いただけません｡

佐川急便では､今後も便利で簡単､そして安心できる宅配便ｻｰﾋﾞｽを提供できるよう取り組んでまいります｡