![]() |
![]() |
|
|
| ■川崎汽船/三菱商事のカリフォルニア州ロングビーチ港におけるLNG仕様ヤードトラックの試験運転の協業 |
|
川崎汽船と三菱商事のカリフォルニア州ロングビーチ港における LNG仕様ヤードトラックの試験運転の協業について 川崎汽船の米国子会社であるインターナショナル・トランスポーテーション・サービス社(ITS)と三菱商事の米国子会社であるサウンド・エナジー・ソリューションズ社(SES)とは、ロングビーチ港にあるITSのコンテナ・ターミナルにおいてLNG仕様コンテナ牽引用作業車輌(ヤードトラック)の試験運転を実施することについて基本合意いたしました。ITSは3台のLNG仕様ヤードトラックを導入し、1年間にわたり性能試験を実施します。 SESは2005年秋からロスアンゼルス・ロングビーチにてLNG仕様ヤードトラックの普及を促進してきており、ITSによる試験運転は4つ目のプロジェクトとなります。 LNG車は、米国ではカリフォルニア州を中心に現在約3,000台が実際に運行されていますが、利用は公共バス、ゴミ回収車が大半で、ヤードトラックへの本格導入はまだ行われていません。 LNG車はディーゼル車に比べ、NOx(窒素酸化物)を85-95%、PM(超微粒子)を90%削減することができ、ロスアンゼルス、ロングビーチ両港湾地区の既存ディーゼル車約1,500台をLNG車に切り替えることによるNOx、PMの削減量は年間170トンにもなる見込みです。 昨年11月、ロスアンゼルスおよびロングビーチ港湾局は共同で、Clean Air Action Plan(港湾地区大気汚染完全プログラム)を発表し、2012年までにNOxを45%以上、PMを50%以上削減する計画を策定しました。 しかしながら、カリフォルニア州には自動車用LNG燃料の供給ソースがなく、安定的かつ低コストの供給拠点が求められています。 SESがロングビーチで建設を計画中のLNG受入基地は、年間500万トンの受入能力のうち2-3%を自動車用LNGとして最適なメタン留分ほぼ100%のLNGとして製造出荷できる設計になっており、自動車用LNGの重要供給拠点と期待されています。 ITSは日本企業として初めて、1971年にロングビーチ港にて開業、川崎汽船グループの一員として、北米西岸の主要ゲートポートであるロングビーチ港、オークランド港、タコマ港にてコンテナ・ターミナル事業を展開、高品質のサービスを提供しています。 ITSと川崎汽船は昨年、ロングビーチ港湾局と20年間にわたるコンテナ・ターミナル優先使用契約「グリーン・リース」を締結、この契約の中で、3者共同にてカリフォルニア州で深刻化している環境問題と港湾の発展拡大の課題を両立させるべく、積極的に取り組んでいく旨合意しています。 今回のLNG仕様ヤードトラックの試験運転は、川崎汽船グループによる世界各地各港の環境保全に向けた積極的な取り組みの一環として実施するものです。 【本件に関するお問い合わせ先】 川崎汽船株式会社 港湾事業グループ Tel:03-3595-5519 Fax:03-3595-5171 LNGグループ Tel:03-3595-5478 Fax:03-3595-5512 |
|
|
|
【このURLを友達に教える |
![]() |
|
最新の物流ニュースと1日1語(2語)の物流用語を平日朝7時ごろにお送りします。朝のコーヒー、通勤(通学)時に学んでください。 ご希望の方は、空メール イー・ロジットの個人情報保護方針はこちら |
![]() |
|
┗物流ニュース / 物流用語辞典 / セミナー情報 ┗ニュース登録(空メール) |
|
┗社員教育 / 通販物流代行 / 物流改善・コスト削減 |
|
┗会社概要 / アクセス(地図) ┗プライバシーポリシー ┗訪問販売法に基づく表記 |
|
┗採用情報 ┗通販物流スタッフ(パート/アルバイト) |
|
|
| Copyright(c)e-LogiT.com All Rights Reserved. |