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■トーヨーカネツソリューションズ/業界初、リライタブルラベルシステム「ラベループ」の実用化進む
業界初、リライタブルラベルシステム「ラベループ」の実用化進む

 物流システムのソリューションプロバイダーであるトーヨーカネツソリューションズ株式会社(略称:TKSL、本社:東京都江東区、社長:加藤進一郎)は、ラベルを剥がすことなくその内容の書き換えができるリライタブルラベルシステム「ラベループ」の実用化を進めています。

 6月より生協の物流センターで一部の地域への個配向けのシステムにおいて検証を行っており、10月には株式会社学習研究社の物流子会社である株式会社学研ロジスティクス/所沢総合センターで稼働を開始します。

 物流センター内を循環するピッキング用通い箱にはピッキング単位にオーダー情報の入ったラベルが貼られ、従来はピッキングごとにそのラベルを貼り替えていました。ラベループの導入によって、ラベルを貼り替えることなく前回の情報を消去し、新しい情報を印字することが可能となりました。

 ラベループの導入により通い箱のラベルの貼り替えの手間を省くといった作業効率向上や、ごみ(廃棄ラベル・剥離紙)の削減による環境負荷の低減が期待できます。

●ラベループの特長
ラベループはインクやリボンを使わず、通い箱に貼ったままリライタブルラベルの内容を非接触で消去・印字するシステムです。リライタブルラベルは500〜700回程度の書き換えが可能で、視認性の高い文字を印字できる特長があります。

(1)オペレーションコストの削減
リライタブルラベルは繰り返し利用できるので、ランニングコストを削減できます。また、返却されたケースからラベルを剥がす作業工程が無くなり、オペレーションコストも削減できます。

(2)環境にやさしい
ラベルやラベル台紙等の廃棄物を削減でき、またインクやリボンも利用しないため、地球環境負荷の低減に貢献します。

(3)RFIDタグとの親和性
RFIDタグとリライタブルラベルの組合せで、完全リユース可能なリターナブルケースを可能とします。RFIDタグ内のデジタル情報の可視化を実現します。
(4)現場トラブルの解消
   ラベルの剥がし忘れによる『二重ラベルトラブル』やラベル落下によるトラブルから解消されます。

 現在、多くの物流の現場では返却された通い箱から使用済みのラベルを剥がす作業が、想像以上にコストアップとなっており、またラベルの剥がし忘れによる出荷ミスが発生することもあり、その対応もコストアップとなっています。さらに、現場では日々膨大なラベルや帳票などの紙資源を利用しており、環境負荷の面からもリライタブル技術が期待されます。ラベループは、このように「リライタブル技術」、「環境問題」、「現場ニーズ」、「経費節減要求」が結び付き、開発された製品です。
 さらには、現場での運用面としてラベルの剥がし忘れによる二重ラベルでの集品・配送ミスや、ラベルが剥がれ落ちてしまった場合の運用トラブルの改善など、システムの安定稼働に貢献でき生産性向上につながると考えます。

 5年間で3億円の売上を目標にしています。

【問合せ先】
トーヨーカネツソリューションズ株式会社
管理部 マーケティンググループ
TEL:03-5857-3134
 
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