ﾏｲﾃｨｶｰﾄﾞ／日本初のUHF 帯RFID によるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑを日本ﾊﾟﾚｯﾄﾚﾝﾀﾙに導入｜物流ﾆｭｰｽ

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■ﾏｲﾃｨｶｰﾄﾞ／日本初のUHF 帯RFID によるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑを日本ﾊﾟﾚｯﾄﾚﾝﾀﾙに導入

ﾏｲﾃｨｶｰﾄﾞ､日本初のUHF 帯RFID によるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑを日本ﾊﾟﾚｯﾄﾚﾝﾀﾙに導入

ﾏｲﾃｨｶｰﾄﾞ株式会社（本社：東京都渋谷区､代表取締役社長：株本幸二､以下ﾏｲﾃｨｶｰﾄﾞ）は､日本で初となるＵＨＦ帯RFID によるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑを､日本ﾊﾟﾚｯﾄﾚﾝﾀﾙ株式会社（本社：東京都中央区､代表取締役社長：山崎純大､以下JPR）が運営するJPR ｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝｾﾝﾀｰに導入しました｡
ﾏｲﾃｨｶｰﾄﾞが目指す製造ﾒｰｶｰから中間卸､小売にまたがるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝをﾄｰﾀﾙで管理できるＲＦＩＤｼｽﾃﾑと､物流用ﾊﾟﾚｯﾄのﾚﾝﾀﾙ業を基軸に､総合物流ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ会社として先進的な取り組みを進めるJPR の方向性が合致して､今回のｼｽﾃﾑ導入につながりました｡
特に今回のｼｽﾃﾑで画期的なﾎﾟｲﾝﾄは､個品､ｶｰﾄﾝ､折ｺﾝ､かご車､ﾊﾟﾚｯﾄそれぞれのﾚﾍﾞﾙにRFIDﾀｸﾞ（ICﾀｸﾞ）を貼付し､更に階層構造的にﾃﾞｰﾀ上の紐付けを行って､たとえば､どの折ｺﾝにどの個品が入っているかをﾘｱﾙﾀｲﾑに把握できるよう､ｼｽﾃﾑ上で実現している点です｡
ICﾀｸﾞを貼付していない個品に関してはﾊﾞｰｺｰﾄﾞを利用することにより､ICﾀｸﾞ付き･ICﾀｸﾞ無し商品が混在した環境でも実用化できる仕組みとなっています｡
これまで､商品が積載されたﾊﾟﾚｯﾄのﾛｹｰｼｮﾝ管理は周波数の特性上UHF 帯RFID では難しいと言われてきましたが､近接ﾀｸﾞの読み分けを得意とするＵＨＦ帯 TrueVUE ｽﾏｰﾄｼｪﾙﾌｼｽﾃﾑ注１を応用する事により､実現可能となりました｡
さらに､ｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝ情報を表示するためのｲﾝﾀｰﾌｪｲｽをASP で提供していきたいというＪＰＲの将来の展望を踏まえてWeb 化したことにより､ｹﾞｰﾄ一括読み取りでのﾚｽﾎﾟﾝｽ遅延が懸念されましたが､Ajax 注２を利用してｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝを構築することで､遅滞無いﾚｽﾎﾟﾝｽとｽﾑｰｽﾞな画面更新を実現しています｡
今回､ﾏｲﾃｨｶｰﾄﾞがJPR ｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝｾﾝﾀｰに導入したRFID によるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄｼｽﾃﾑは､製造から卸売､小売にいたるｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝ全体における､ﾊﾟﾚｯﾄをはじめとした物流資材および積載商品を可視化します｡これによって物流の自動化が可能となり､運用ｺｽﾄの低減､在庫の最適化､販売機会損失の減少､売上拡大､等様々なﾒﾘｯﾄを実現します｡また､再利用可能な物流資材にIC ﾀｸﾞを装着することで､単価の安い商品へのIC ﾀｸﾞの貼付を省略してﾀｸﾞのｺｽﾄを抑えると同時に､1 台のﾘｰﾀﾞﾗｲﾀで数千台のｱﾝﾃﾅを制御することができるｼｽﾃﾑTrue VUE RFID ﾌﾟﾗｯﾄﾌｫｰﾑ注３を採用することで､設備投資を大幅に低減します｡
尚､ﾘｰﾀﾞﾗｲﾀおよび一括読取り用ｱﾝﾃﾅは､ＵＨＦ帯では全世界で実績ﾅﾝﾊﾞｰﾜﾝの米国ﾓﾄﾛｰﾗ社製品を採用しています｡