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■佐川急便/創業50周年記念事業として「佐川美術館 樂吉左衞門館」を竣工
【佐川急便】佐川急便株式会社 創業50周年記念事業
十五代樂吉左衞門氏の総合プロデュースによる「佐川美術館 樂吉左衞門館」を竣工(2007/7/31)

佐川急便株式会社は、創業50周年記念事業の一環として、本年9月15日(土)に「佐川美術館 樂吉左衞門館」を開館するべく建設を進めてまいりましたが、このたび2007年7月31日(火)に竣工式を実施いたしました。

佐川美術館(所在地:滋賀県守山市)は、佐川急便の創業40周年記念事業として、1998年3月に開館したもので、館内には日本を代表する日本画家の平山郁夫氏と彫刻家の佐藤忠良氏の作品をそれぞれ「平山郁夫館」「佐藤忠良館」で展示しているほか、東西文化交流をテーマとする特別企画展など、広く良質の文化を発信しています。
9月15日(土)にオープンする「樂吉左衞門館」は、佐川急便が創業の地とする京都で、茶道を担う千家十職のうちの陶工として400年余りの伝統を守り続けてこられた名門樂家の十五代樂吉左衞門氏の、主に2000年以降に作陶された焼貫黒樂茶碗や黒樂茶碗、焼貫茶入、焼貫水指などの作品を展示いたします。構想の発端には、樂家の伝統に立脚しながら斬新な感覚を示す造形美の世界を広く発信していきたいという想いがあり、その建設にあたっては、当代吉左衞門氏自らが「守破離(しゅはり)」(※)をコンセプトとした設計の創案を行われました。
※「守破離(しゅはり)」… 千利休の「規矩作法 守りつくして 破るとも 離るるとても 本をわするな」
から来た言葉。


「樂吉左衞門館」は、当代吉左衞門氏の「茶の湯の茶碗という私の作品は、何よりも使われることを喜びとする」という想いを受けて、水庭に囲まれた佐川美術館の地下に設けられた6つの展示室と、水庭に浮かぶように建設された茶室からの二つで構成されています。本館は美術館としては珍しく地下に建設されたもので、そのために展示室を保護するためのさまざまな工夫が行われています。また、館内の壁材や床材として、ブラックコンクリートやアフリカ・ジンバブエの黒い花崗岩を多く用いるなど、当代吉左衞門氏の斬新で個性的な作品に向き合うにふさわしい独特の空間を創りあげており、建築美術としても一見の価値に値するものです。

佐川美術館は、「樂吉左衞門館」の開館により、絵画(日本画)、彫刻、工芸の三分野において日本を代表する芸術家を擁する美術館として、これからも「東西交流の道・出会い」を求めて、広く世界に開かれた美術館をめざしてまいります。

「佐川美術館 樂吉左衞門館」の建築概要

【名称】 佐川美術館 樂吉左衞門館
【所在地】 滋賀県守山市水保町北川2891番
【用途】 美術館展示室、茶室
【地区・地域】 商業地域
【構造種別】 RC+S
【階数】 地上1階、地下2階(鉄筋コンクリート造り)
【軒高】 2.0m
【最高の高さ】 4.8m
【敷地面積】 28,871.58m2
【延床面積】 新館(樂吉左衞門館) 2,262.05m2
本館 6,108.03m2
<5,906.33m2(本館)+111.70m2(付属棟東屋等)>
合計 8,280.08m2

【工期】 2005年5月30日〜2007年7月31日
 
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