日本郵政公社／中国郵政集団公司との国際ｽﾋﾟｰﾄﾞ郵便（ＥＭＳ）及び国際業務全般に関する協力強化について｜物流ﾆｭｰｽ

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■日本郵政公社／中国郵政集団公司との国際ｽﾋﾟｰﾄﾞ郵便（ＥＭＳ）及び国際業務全般に関する協力強化について

　日本郵政公社及び中国郵政集団公司※は､本日､北京において､西川善文総裁と劉安東総経理のﾄｯﾌﾟ会談を行い､郵政改革をはじめとする新たな事業環境の中で､日中両国の郵政事業の発展のための新たな機会とﾁｬﾚﾝｼﾞに向けて双方が､一層の協力強化を図っていくことに合意しました｡
　具体的な協力内容については､今後､両郵政間で更に協議していきますが､まずは国際商品の主力であり､両郵政にとって最大の路線である日中間の国際ｽﾋﾟｰﾄﾞ郵便(ＥＭＳ)ｻｰﾋﾞｽの強化に向けた取組を展開していくこととしました｡

（合意内容）
　日中両郵政事業体は､従来から緊密な協力関係を構築してきたが､郵政改革の実施､加えて事業を取り巻く環境が大きく変化する中で､その協力関係を更に強化し､競争力のあるｻｰﾋﾞｽを提供していくための取組を積極的に推進していくこととする｡
　協力分野については､EMSなどの国際郵便分野を中心とする郵政業務とし､日本郵政公社の民営分社化後においても協力関係を継続していくものとする｡

（具体的取組例）
1　日中主要都市間のEMSのｽﾋﾟｰﾄﾞｱｯﾌﾟ
2　EMSの新ｻｰﾋﾞｽの開発
3　e-Commerce（国際通販におけるEMS利用の促進）
4　国際物流
5　国際送金業務の電子処理化

※中国郵政集団公司
　中国の郵政改革により､本年１月に､以前の中国国家郵政局から分離し､郵政事業を行う組織として中国郵政集団公司が発足｡郵便､物流､金融などを運営｡
　ﾄｯﾌﾟは劉安東総経理｡

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