菱食／平成19年12月期　第１四半期財務･業績の概況（連結）｜物流ﾆｭｰｽ

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■菱食／平成19年12月期　第１四半期財務･業績の概況（連結）

平成19年12月期　第１四半期財務･業績の概況（連結）
（中略）

［経営成績（連結）の進捗状況に関する定性的情報等］
当第１四半期におけるわが国経済は､好調を持続する企業収益により､民間設備投資が堅調に推移するなど､景気は総じて回復基調で推移しておりますが､依然として個人消費は力強さに欠け､景気回復の実感は乏しい状況で推移いたしました｡食品流通業界におきましては､小売業の出店･価格競争等に加え､製造業における原材料の高騰､原油価格の高止まり等による物流ｺｽﾄの増加など､厳しい経営環境が続いております｡
このような状況下､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟは｢量から質への転換｣のｽﾛｰｶﾞﾝのもと､消費の多様化､個別化に対応すべく､ﾌｰﾄﾞｺｰﾃﾞｨﾈｰﾄ機能を始めとする｢食のﾌﾙﾗｲﾝ戦略｣の推進に取り組み､｢価値ある卸機能の拡充｣に努力を続け､あわせて｢ﾛｰｺｽﾄ経営の徹底｣を継続することで､業績の向上に努めてまいりました｡
当第１四半期の連結業績の前期比較におきましては､前年10月に当社と合併いたしました株式会社ｱｰﾙﾜｲﾌｰﾄﾞｻｰﾋﾞｽが､前期実績において売上高の偏重する年末を含む10～12月の実績を連結していることにより､期間業績の差が大きく､単純比較が出来ない数値となっております｡この結果､当第１四半期の連結業績は､売上高につきましては前期比微減の3,235億円となりましたが､前述の前期実績における影響額を調整した比較においては､約100億円増加（3.2%増）となっております｡利益面におきましては､加工食品等において売上総利益率の改善が見られるものの､依然として末端流通の多様化に伴う競争の激化もあり､売上総利益率は低下いたしました｡また､前年及び今年２月に稼働した物流ｾﾝﾀｰに伴うｺｽﾄ増も影響し､営業損失は11億24百万円､経常損失は10億41百万円､当期純損失は10億56百万円となりましたが､当初の連結業績予想に対しては改善しております｡
（中略）

［財政状態（連結）の変動状況に関する定性的情報等］
?　財政状態の変動状況
食品流通業界において､売上高は年末にかけ大きく増加するという特徴を持っており､当社ｸﾞﾙｰﾌﾟにおきましても第４四半期に売上高が集中するため､第１四半期の財政状態は､次の通り前連結会計年度末から総資産及び負債が大きく減少いたしております｡
前連結会計年度末と比較して総資産が452億82百万円､負債が430億30百万円､純資産が22億51百万円減少いたしました｡
総資産及び負債の減少の主なものは､総資産において｢現金及び預金｣の188億15百万円減少､｢受取手形及び売掛金｣の168億57百万円減少､負債については｢支払手形及び買掛金｣が440億58百万円減少しております｡

?　ｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰの状況
（営業活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
当第１四半期連結会計期間の営業活動の結果使用した資金は､140億83百万円となりました｡主たる要因は､仕入債務の減少額469億35百万円､売上債権の減少額189億16百万円等によるものであります｡

（投資活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
当第１四半期連結会計期間の投資活動の結果使用した資金は､36億68百万円となりました｡主たる要因は､投資有価証券の取得による支出21億70百万円､物流ｾﾝﾀｰ等の有形固定資産の取得による支出13億４百万円等によるものであります｡

（財務活動によるｷｬｯｼｭ･ﾌﾛｰ）
当第１四半期連結会計期間の財務活動の結果使用した資金は､15億92百万円となりました｡主たる要因は､配当金の支払額９億19百万円､自己株式の取得による支出６億58百万円等によるものであります｡
以上の結果､現金及び現金同等物の第１四半期末残高は､前連結会計年度比193億45百万円減少して268億25百万円となりました｡
（以下省略）

詳細は下記ｱﾄﾞﾚｽを参照ください｡