福栄
2000年から介護保険制度が始まったことをきっかけに「介護の分野で、ヒガシ21の専門分野である物流を生かして社会貢献できないだろうか?」と考えた所から介護サービスの構想が立ち上がり、2003年に事業部がスタートしました。中村
多い時では1日に10件近く配送することもあります。配送先での組み立て・操作の説明など、基本的にすべて1人で作業にあたります。また、配送の合間を縫って、福祉用具貸与事業所、高齢者住宅の運営事業者に通いニーズを聞き出し、そのニーズに合う商品を提案したり、キャンペーンの案内をしたり、新規開拓の飛び込み営業も行います。福栄
・スピード対応大森
スピード対応するために、限られた人員で効率良く回すよう、人員と配車の状況を全体で共有しながら臨機応変に組み替えを行っています。1人でも休むと便が減り全体の稼働率が下がるので、病気などで長期離脱しないよう普段から健康管理には気をつけています。また、事故を起こすと多方面に迷惑がかかり滞りも出てしまうので、安全にも十分注意しています。福栄
コロナで緊急事態宣言が出た時は苦労しました。老人ホームや高齢者住宅への出入りを制限されることもあったり、毎日のようにあった貸し出し・引き取りの動きが止まってしまったり、営業にも行けないという、これまでに経験したこともない事態になりました。大森
ほとんど情報がない中で、高齢者である利用者にコロナをうつさないことももちろんですが、我々自身もどう身を守ればよいか分からない、という怖さがありました。ベッドなどの福祉用具を配送する際は、利用者の自宅に伺って長時間接触することになりますから、厚労省のHPを日々チェックしたり、罹患者宅から引き取り依頼が入った場合は2週間の期間を置いたりするなど、ケースに応じた適切な対応を考え出来る限りの対策をしながら業務にあたっていました。大森
病気の方が亡くなられて、レンタル商品を引き上げることは業務の中で頻繁にあります。私は、40代の末期癌のお母さんと、その小学生のお子さんのことが忘れられません。お亡くなりになる3日程前に、マットレス交換のため自宅に伺った日のことです。小学生の子供が必死にお母さんを起こそうとするけれど、子供の力では持ち上がらない...自分が手を貸したいけれど、身体に触れるにはそのための資格が必要で、資格を持っていないから手を出すことができない...そんなことがありました。あれから何年か経ちますが、その時の激しい葛藤を未だに思い出す時があります。その日以来、「自分にできることは限られているかもしれないが、できることは精一杯やろう」と強く思うようになりました。大森
柔軟性・臨機応変さが大事ですね。それと、ベッドなど重いものを運ぶ際に、ケガをしないよう気を付けています。個人宅は、大物を運び入れるのに十分な広さがなく、部屋や家具を傷付けないよう気を遣うので無理な体制になってしまうこともよくあります。ケガで仕事ができなくなると部署全体の稼働率も下がるので、安定したサービスを提供するために身体のメンテナンスは大切です。福栄
日々いろいろな要望や相談が来ます。残念ながら、そのすべてにお応えすることはできないので、そこは判断と線引きが必要です。お客様の要望をどのように叶えることができるか、日々最適解を模索しながらやっています。中村
納品先の利用者や事業者から「ありがとう」と言われた時や、「助かった」と言われた時が嬉しいです。それまで困っていたことに役立てたことがすごく伝わって来ますし、こうした声がもらえることにやりがいを感じます。2023.06.08
2023.06.08
2023.06.08
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2023.06.08
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