川崎汽船/ブラジル沖 Marlim 鉱区向け FPSO 保有・傭船事業へ参画|通販物流代行・物流コンサルティング・社員教育のイー・ロジット

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川崎汽船/ブラジル沖 Marlim 鉱区向け FPSO 保有・傭船事業へ参画

ブラジル沖 Marlim 鉱区向け FPSO 保有・傭船事業への参画について

川崎汽船株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:明珍幸一、以下「当社」)は、 マレーシアのエネルギー・サービス事業者である Yinson Holdings Berhad(インソン・ホール ディングス、以下「インソン社」)の 100%出資子会社、及び住友商事株式会社(以下「住友商 事」)と、ブラジル国営石油会社のペトロブラス社が開発するブラジル・リオデジャネイロ沖 Marlim(マーリム)鉱区向け浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(以下「本 FPSO」(注1)) の保有・傭船事業への出資参画に関する契約(以下「本契約」)を締結しました。当社は、本 FPSO の安定操業後(2023 年予定)に事業会社の株式約 10%を取得し、本事業に参画の予定です。 本 FPSO は、ブラジル沖約 150 キロメートルのカンポス盆地に位置する Marlim 鉱区におい て、ペトロブラス社が行う油ガス田の再開発事業に利用される予定で、現在、インソン社と住 友商事は、ペトロブラス社との間で定期傭船契約および操業・保守契約を締結している FPSO 保有・傭船会社および操業保守会社へ共同出資をしております。本事業ではインソン社を始め として、住友商事、当社は 2023 年第 1 四半期の石油・ガス生産開始を目指すとともに、設備 完工から 25 年の契約期間(延長オプション無し)にわたり運営に携わります。 当社にとって、本事業は 2018 年に参画したガーナ沖での FPSO 事業に続く、インソン社及 び住友商事との 2 件目の FPSO 協業事業であり、本年度より当社技術者をインソン社が主導す るプロジェクトチーム(シンガポール)に派遣の上、効率的に操業・管理に関する知見を獲得 するための準備を進める予定でおります。 当社は、FPSO 事業を長期安定収益事業分野として、インソン社及び住友商事との協業を軸 に拡大を目指すと同時に、蓄積した知見を後続 FPSO 事業及び新規エネルギー関連事業へ活か して参ります。

注1)FPSO(Floating Production, Storage and Offloading)は、洋上で石油やガスを生産し、 タンクに貯蔵した上で、直接タンカーへの積み出しを行う設備です。COVID-19 での一時的な 石油やガスの需要減少はあるものの、引続き大水深での石油・ガス生産設備として FPSO は需 要拡大が見込まれており、特にブラジルでは堅調な需要が見込まれています。

<参考資料>

■Yinson Holdings Berhad 概要

1983 年設立、マレーシア証券取引市場上場の大手 FPSO コントラクター

本社所在地 : KL Eco City, 59200 Kuala Lumpur, Malaysia

事業内容 : FPSO 含むエネルギー関連アセットを通じたサービス提供

保有 FPSO 数 : 6 隻(2020 年 4 月現在。建造中を含む)

■本事業の概要

原油処理能力 : 70,000 バレル/日

ガス処理能力 : 4 百万立方メートル/日

傭船期間 : 2023 年~2048 年(25 年間)